● 【シガmemo】残したいものってなんだろう?

1999年にノストラダムスの大預言というのがあった。

 

まだ記憶に新しい人も多いかもしれない。

 

その年は連日テレビで、「地球滅亡」とか「2000年問題」とか大人が騒いでいたせいか、

 

小学生だった私は、よく悪夢をみた。

 

地球最後の瞬間は空が真っ赤に燃えていて、住んでいた家の屋上からそれを見る。

 

悪夢のラストシーンは、いつも決まってこのシュチュエーションだった。

 

翌朝目覚めると、「まだ生きてる」とホッとしたもんだ。

 

その頃から考えると、2019年が近未来な数字に思えてくる。

 

 

当時の私は、映画「マトリックス」にハマっていて、

 

小学校から直帰、友達と遊ぶ時間を惜しんでDVDに噛り付いた。

 

VHSテープじゃないから擦り切れはしないが、

 

本当に大げさじゃなく、擦り切れるほど円盤を回してた。

 

 

先日、久しぶりにマトリックスを見たのだが、

 

あれってAIだったのね、ということに今さらながら気がついた。

 

そして今見てもやっぱり面白かった。今見るとさらに面白いのかもしれない。

 

 

 

相変わらず動画文化にずぶずぶなのだが、

 

2019年の私は、からっきし円盤を回さなくなった。映画はデータで見ちゃう。

 

写真もSSDに保存して、手のひらほどの空間に数千万枚を保管する。

 

クラウドに保存する人は、その”手のひらサイズ”さえも不要かもしれない。

 

いろんな物がなくなっていくんだよなぁ、これからはもっと。

 

そう思うと、私は何を持ちたいのだろう?と思う。

 

みんなはどんなものを所有したいのだろう?と。

 

そんなことを考えながら、最近はフィルム一眼レフをわざわざ首に引っ掛けて

 

家や山や街中をうろついている。

 

重くて、真っ黒な金属の道具。

 

クローゼットで幅を利かせるネガの存在感もなかなかだけれど、

 

私はこれを持っていたい、と思ったわけだった。



記事ここまで


● 【シガmemo】思い出すこと

まばらに咲く花が池の水面で泳いでる。

すれ違う人の頬も心なしか桜色だなぁ、なんて。

さいきんの東京は随分と春めいてきて、

ハレギをきたお嬢さん方がとても眩しく見えます。

 

卒業もはじまりの一歩でしょうか。

終着駅は始発でもある、いつかテレビで聞いた言葉が頭に浮かびます。

 

わたしはお店を辞めてからもブログの更新を続けていて、

monogramのスタッフ日記を書き始めたのは2012年の春のことでした。

 

そのせいでしょうか。

春になると今まで書いた記事を思い出します。

数えてみると【シガmemo】という名前になってから前回がちょうど50回目でした。

50という数字が多いのか、少ないのかはわかりませんが、

続けているとこういうキリのいい数字にたどり着けるんだなぁと少し感慨深くなります。

 

 

 

 

 

そういえば、最近読んだ杉本博司さんの著書の中にこんな言葉がありました。

「アートが今できることは、思い出すことかもしれない、」

地層のように積み重なった時間を遡って見つめることも、未来に対してポジティブなことだなぁと思うのです。

 

 

さて、アートと呼ぶには程遠いものですが、記憶喚起装置としての写真が我が家にもいくつかあります。

例えば冷蔵庫にマグネットで貼り付けている写真。

キッチンは1日の多くの時間を過ごす場所だから、見るとやわらくなる写真を。

実家の冷蔵庫にもいろいろな写真が貼ってありました。母も同じ気持ちだったのかな?

台所で熟成した写真の話は、2016.7.11更新の「写真熟成」にて。

 

 

それから、夫の書斎の本棚にうやうやしく祀っている写真。

私たちの生存確認のような?証拠写真は、2017.3.24日更新「ツーショット」にエピソードが載っています。

 

 

 

慌ただしい毎日、心に留めておきたいことも流れてしまいがちだけど、

そのたび毎に「思い出す」、そんな機会を数多く持てたらなぁと思います。

1日に何度も見るこの写真たちは、今や”暮らしのお守り”のような存在なのです。



記事ここまで


● 【シガmemo】壊れかけのNATURA

わたしは物持ちがいい方で、気がついたら長い時間一緒に過ごしてしまったというものが結構あります。

小学生の時に作ったブックスタンドやおばあちゃんの手編みのセーターなんかはもう20年選手。

 

 

昨年末、夫の説得でようやく進捗したiPhoneは6年くらい使ってしまいました。

それでも電源は入るしまだ使えるので、なんだか勿体ないことしたなぁと今もウジウジしてます。

でもね新しいものを手にしたら、世界がグッとクリアになりました。写真は見るのも撮るのもキレイだし、インターネットはサクサク、なんだか生活までアップロードされた気分です。

 

 

それで最近は色々なアプリを試すのが楽しみ。

フィルム風に撮れるものもダウンロードしてみたら、これがとても研究されてて面白い!

 

 

だけど物凄い確率で感光するので(感光したような加工ができるので)こんなフィルムカメラが実際にあったら、ジャンク品だなぁー!と思いつつ、わたしが使っているナチュラも大概でした。

 

裏蓋を留める金具が壊れているので補強しているマスキングテープの粘着力が命綱!なんですが、よくよく考えてみると「感光してしまう」っていうのもフィルムの特徴で、このナチュラの偶然性をわたしは面白く思っていたのかもしれないなぁと思います。

 

 

でもでも新しいものに変える気なんかありません。ほかのものじゃダメなんです。これは昔一緒に働いてたなっちゃんから譲り受けたものだし、わたしたち積み重ねた年月がありますから。

「代替え不可」っていうのはヴィンテージ品の魅力かもしれません。

 

(monogram5周年の日のなっちゃん)

 

 

本音を言えば、フィルム風の加工からフィルムカメラ自体に興味を持ってくれる人が増えたらいいなぁと思います。きっかけなんて何でもいいよねー!さらに使ってくれたら尚更、なんて思うのはちょっと欲張りすぎかしら。



記事ここまで


● 【シガmemo】ちいさい秋

こんばんは。立冬も過ぎ、だんだんと長い夜がやってきました。

ここ数日、疲れと乾燥のせいで体調を崩してしまいました。

そんな憂鬱な日は電気を消して、大好きな映画「Sound of Music」を見ながら夕食を。

ダイニングテーブルを飛び出して、地べたに座ってお手軽フィンガーフードの夜。

 

映画を見ながら「あ、そうだ、あたしマリア先生みたいになりたかったんだった。」と思い出しました。

チャーミングでユーモアがあって自分の意見をズバズバ言う、愛情深い人。

小さい頃からの理想の女性とかけ離れた今の自分に反省したできごと。

 

親になっても笑っちゃうくらい未熟で、そんなわたしが娘に何をしてあげられる?と思う日もあるけれど、

もしかしたら嵐の夜に一緒に歌を歌うことかもしれないし、

好きな絵や写真のこと、気持ちの良い場所や感覚、

そういうわたしの”お気に入り”を伝えられたらいいのかな〜と思います。

 

 

お気に入りといえば先週は、長島有里枝さんの写真展を観にちひろ美術館 東京へ。

この場所は癒されるし、長島さんの作品はいつも心に沁みます。

ちひろ美術館はこどものへやや授乳室もあって、娘と二人でゆっくり写真を堪能させてもらいました。

こちらの美術館は赤ちゃんのファーストミュージアムとして親しめるようなつくりに。

 

 

そして、これはファースト登山と言うべきなのか...先月は友達家族と奥多摩 御岳山へ登りました。

御岳山は滝本駅から山の中腹までケーブルカーで登ることができます。

今週末あたり紅葉が見頃だろうな〜と思います。山はいいです。気持ちがいいです。

 

みなさんどんな秋をお過ごしでしたか〜?

わたしはできなかったことを数えるより、

ひとつでも、できたことを喜ぼう。

毎回100点というわけにはいかないけれど、

とにかく楽しければ二重丸!

そんな気分の秋でした。



記事ここまで


● 【シガmemo】わたしのいえ

こんにちは。

朝、家の前でキンモクセイの香りがしました。

もう道端はすっかり秋ですね。

あと数日で中秋の名月、みんなどこで(誰と)月を見るのだろう?

わたしは、今日から山の家に移動して家族と焚き火でもしながら、お月見です。

 

そうそう、奥多摩に家を借りてあっという間に一年が経ちました。

今年も夏は方々から子どもたちが集まりました。

中高生は勉強に川遊び、小学生はフィールドワークざんまい。

合宿中はみんなで家事を分担してもらうのですが、

小学生軍団に言わせれば、「皿洗いはロボットの仕事」だそうです。

ほほーん、そうか、たしかになぁ。

立ち上がれば流れるトイレに、ボタン一つで洗濯乾燥風呂焚き沸かし、

食洗機のお次は、床を這うお掃除ロボットとくる。

それが“普通の家”に住んでいる子どもからすると、

我が山の家は、その対極の“人間が働かされる家”なのかもしれません。

 

 

 

 

わたしが住まいに求めるものは、とりあえず壁と屋根です。

昔、離島の海辺で一人野宿してから、その条件が必須になりました。

さらに贅沢を言わせてもらえるならば、窓が美しいこと。

心に住みついて離れないのは、中村好文さんの作る家。とても好きです。

また、美しい人は美しい家に住んでいるものだなぁと憧れもします。

 

 

 

そう言えば、以前読んだ本の中でビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)が将来の建築について聞かれ

「非常にローテクな環境というのは、ハイパフォーマンス環境として最適になっていくと思う。」

というようなことを言っていました。

 

『ローテクはハイパフォーマンス』という発想は、

もしかしたら、写真にも通ずるものがあるかもしれないなぁ〜と思います。

 

ハイパフォーマンスは人によって様々な捉えられ方がありますが、

この山の家は、都心の子どもたち(大人も?)にとってはクラインガルデンであり、

日本のように自然災害や地震の多い土地に暮らしている人にとっては、

自給自足という意味でダーチャのような意味合いがあるように思います。

 

わたしの夢の2拠点生活は、実際にやってみると苦労も多いです。

でも苦しくてもやる意味があるなら続けよう、と思っています。

 

前回の山の家の話は、2017.11.08更新 【シガmemo】あきらめなかったこと



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● 【シガmemo】写真の儀式

毎年、これくらいの時期になると背後から視線を感じて振り返る、ということがよくある。

振り返ったところで、誰もいない。

こんなことが続くのは、いつも決まって「お盆だ。」ということに気がついた。

おじいちゃんか、おとうさんか、ご先祖さんか…

どちらにせよ、心霊現象のような怖さは全くない。

あっちの世界が近寄ってくるのかなぁ、などと思ったりする。

 

わたしは毎年、自分の誕生日に自分の遺影を撮影していた。

かれこれ10年ほど続けるうちに、写真を撮ること自体が「儀式」になった。

段取りして算段を済ませ、ようやく撮影が終われば、ちょっとした達成感さえ感じる。

「いやいやぁ〜今年も無事にやり遂げましたね」みたいな。

この場合、シャッターを切る前後の余韻全部が写真なんだなぁと思えてくる。

 

なんでこんなことを始めたのか、という話は長くなりそうなのでやめにしますが、

やっているうちに気づくこともあるもんで、

死に際を考えた末の行動が、むしろ生命力を掻き立てている。

そうだった、人生は有限なんだと。

その気づきが重要で、遺影かどうかはどうでもよくなった。

 

しょーじき、「もうやめようかな」と毎年思うし、果たすのが億劫でしかたない。

でもやったほうがいいことを知っているから、続けてる。

来年のことはわからない。

やめるかもしれないし、やっぱり撮るのかもしれない。

始めから、いついつまで続けようとするものは案外続かないのかもしれない。

 

と、答えのないことを考えるのに拍車のかかる夏の夜。

きっと今この瞬間の積み重ねなんだろう、と締めっぽいことを書いておこう。

 

2018

2008



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● 【シガmemo】ライカが家にやってきた!

こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?

私は娘を寝かしつけ、ほっと一息つきながらこれを書いています。

 

 

さて春といえば、毎年我が家は時間に余裕ができるので、

仕事の手を一旦止めて、少し長めの休暇をとり、旅に出ることにしています。

だから春は一年で一番楽しい季節です。

しかし、今年は乳飲み子がいるため、ほいそれとロングステイなんて夢のまた夢。

 

でも「せっかく働いて貯めた旅行費、使わずにいるのはもったいない…。」

と、しばらくの間、余った予算の使い道を考える日々が続きました。

そしてあるとき我が家で閃いたのが「ライカを買う!」こと。

 

 

そうと決まれば、なんだかとてもワクワクしてきました。

何年もカメラを触ってきたけれど、ライカの世界はまるで未知。

私には、遠いものに感じていたからです。

 

まず、ボディを何にしようかと悩みました。

正直私はレンジファインダーを使いこなせる自信がなくて、

(空間把握能力に問題が…!?)所有者は夫に決定。

 

そこで彼が選んだのは新らしいM7。

使っていくうちにヴィンテージ品になるのも悪くないなぁと。

 

続いてレンズ。ピンからキリまで、いろいろ。ん〜選ぶのが難しい。

こんなときは玄人に聞いてみようと思い立ち、

私はmonogramにいたときから親交のあるお客様に連絡、アドバイスを仰ぐことにしました。

レンズは50mmと決めており、お薦めいただいたのが、沈胴式ズミクロン。

的を絞って探しはじめるも、いい玉が見つからず、1週間、2週間と時間は過ぎていき...

 

ようやくレンズを購入できたのは、それから1ヶ月後のことでした。

欲しいと思っても、すぐに手に入らないのもヴィンテージ品ならではでしょうか。

やっとボディにレンズを装着。さっそく構えてみると、なんだかズシッと重い。いい緊張感がありました。

 

 

こうして機材を揃えるまでは、私もあれこれ口出ししましたが、

そこから先は夫婦喧嘩の火種になりそうなので、静観してます。

家政婦は見た!ばりに、カメラと格闘する夫を覗き見する毎日。

 

 

先日、記念すべき1本目のフィルムを撮り終え現像したところ、結果は未露光。

それから撮影中にバッテリーの蓋を紛失してスペアを買いまくり。

家族旅行でフィルム4本撮り、現像したら全部ピンボケ。あーあぁ。

(沈胴式のレンズを沈したままだった!)

と、まぁ毎回がっかりする夫ですが、

一筋縄ではいかないって、なんでこんなに興奮するんだろうねと笑ってます。

 

 

そうそう、私もフィルムカメラを使い始めたころは毎日が戦いだったな。

何度も失敗して悔しくて、思い通りにできなくて、それでもまた撮りたくなって。

そんな初々しい気分を思い出すノスタルジックな春でした。

 

 

さて我が家のライカちゃん、実力はいかに?!今後に期待です。

〈4月は家族旅行で日光〜奥日光へ行ってきました。〉



記事ここまで


● 【シガmemo】絞りとシャッタースピード

みなさま、こんばんは。

先日、私の身近な男の子がmonogramでOLYMPUSのOM-1を購入し、フィルムカメラデビューを果たしました。

彼は、高校の入学試験に合格したばかり!

すぐに「OM-1を買ったよ〜」と知らせを聞いて、羨ましくなりました。

OM-1を使っている人はお洒落な人が多い気がする〜

 

はじめてカメラに触れるとき、「絞りってなに?」「シャッタースピードって?」とハテナがたくさん浮かんでくるものですよね。

フィルムカメラってちょっと難しそうと思われてしまいがちですが、

コツを知っていれば大丈夫!嫌厭するほど難しいものではありません。

春はお天気もよいので写真を撮るのに失敗が少なく、初めてでもチャレンジしやすい季節ですよ〜。

今回はわたしの撮影時のポイントを列挙してみたいと思います。

参考になるかはわかりませんが!お付き合いくださいませ〜

 

 

 

●絞りとシャッタースピードの組み合わせ

マニュアルカメラの楽しさって自分で絞り(F値)やシャッタースピードを調節して、

写真の写りを自在に表現できることではないでしょうか〜?

だけど全部自分で決める!ってはじめはちょっと大変だったりします。

被写体やシチュエーションに合わせて、こんなふうにわたしは選んでいます。

 

1、シャッタースピードを優先して撮ろうと思うとき

 

,海匹發籠以を撮影するとき

子どもや動物に「じっとして!」なんて願いは通じないものです。

一緒に出かけるときは、1/125以上に設定することが多いです。

 

街中でスナップ撮影するとき

カメラをぶら下げて街中を歩くとき、私はまず1/250に設定してから出かけます。

スナップしてても、たいていのものはピタッときます。

 

人の流れや動きを感じたとき、一度立ち止まってシャッタースピードを遅く。

すると下のように動いた人だけがブレる写真が撮れたりします。

(1/80くらい)

0鼎ぞ貊蠅濃1討垢襪箸

日の出間近の時間帯が私はとても好きです。

でも太陽が昇る前は暗いので露光不足になりがち。

三脚などを使わず手持ちで撮影するときは1/60がブレにくいギリギリラインだと思います。

脇をぎゅっと締めて、撮ってみてくださ〜い。

 

 

 

2、絞りを優先して撮ろうと思うとき

カメラのレンズの中の”羽”を閉じたり開いたりさせることで、被写界深度を調節します。

(以下、F値を高く設定することを(羽を)絞る、F値を低く設定することを(羽を)開ける、最小値にすることを開放と表現します。)

 

―性を近くで撮るとき

(撮影時 F1.2 顔の下で新聞紙を持つとレフ板効果があります)

 

性差別とかではないのですが、女性を撮るときは少し慎重になります。

絞りは開放ぎみに。明るさも少し明るめがいいかなぁって。

なぜって私も色々飛ばして欲しい!ぼかして欲しい!と思うから。

(撮影時 F5.6)

 

街並みや風景を撮るとき

(撮影時 F22)

手前から奥までピタッと、パンフォーカスで撮りたいのが風景写真。

f11以上がおすすすめです。お天気がいいと絞れるのでgood!

 

(撮影時 F11)

 

食べ物や花

(撮影時 F2.8)

昨今、撮影後にぼかしを加える機能がありますが、

使用するレンズによってボケの風合いが変わるところもレンズ選びの楽しさですよ〜。

自分の写真を見返してみると、食べ物や花を撮るときはレンズを開ける傾向。

みなさんも自分の癖、なにかありますか〜?

 

(撮影時 F2.8)

 

それから、はじめのうちは撮影時に絞りやシャッタースピードを記録しておくと、

現像した写真と照らし合わせることができるのでおすすめです。

(少し面倒なので、気が向いたらやってみてくださ〜い。)

 

最後にこちらは昔の記事ですが、参考にしてみてください。

 

●フィルムの詰め方

【minigram日記】フィルムカメラを使ってみよう♪の巻

●露出のいろいろ

【シガmemo】アンダー撲滅活動その1

【シガmemo】アンダー撲滅活動その2

【シガmemo】アンダー撲滅活動その3

 

●OLYMPUS OM-1ってどんなカメラ?

【カメラとYシャツと高橋(仮)】OM-1×PORTRA 編



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● 【シガmemo】はじめての写真

昨年の春、ちょうど桜が散ったうららかな日、私は、はじめての写真を手にした。

それは一枚のエコー写真。自分の身体の中に芽生えた命の写真だった。

写真に写った小さな粒を見て「真珠みたいやな〜。」と夫は言った。

私たちの真珠はその後も順調に分裂を繰り返し、写真を撮るごとに人間らしくなった。

 

 

あるとき胎動というものを感じるまで、私と子どもをつなぐものは、

病院の先生が撮影するペラペラの感熱紙に焼かれたエコー写真だったように思う。

まだ見ることも触ることも、感じることさえできない命が、

この世に存在していることを、私は写真によって知ることとなった。

 

 

これまで考えもしなかったけれど、

私も家族も友達も、道ですれ違う知らない人たちもみんな、

はじまりは、あの小さな真珠だったと思うと、なんとも不思議な気持ちになる。

 

 

 

さいきん里帰りを終え、自宅でゆるやかな3人暮らしがはじまった。

 

このまえ娘を揺らしながら「ねんねんころりよ、おころりよ〜」と無意識に歌っていた。

「子守唄が古い」と途端に可笑しさがこみ上げてくる。

 

他の子守唄を歌おうにもレパートリーがないので、

仕方なくロックバージョン、ジャズバージョン、オペラ調などアレンジしてやり過ごしている。

 

あの歌は、母が私に歌ってくれたものだろうか。

もしかしたら祖母も母に歌っていたかもしれないなぁ。そう想像すると少し胸が熱くなった。

 

 



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● 【シガmemo】年賀状を書くぞ!

みなさま、こんばんは。

12月に入りグンと寒さが増してきましたね。年末ムードまっしぐらです。

 

 

最近、私は実家で懐かしい年賀状を発見しました。

私が3歳、兄が5歳の七五三と弟のお宮参りが重なり、写真館で撮った家族写真を年賀状にしたもの!

昭和臭プンプンですが、写真の年賀状ってなんかいいなぁ〜と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

そんなことがあり、ここ数年の筆不精を大反省。「今年こそ年賀状を書くぞ!」と一念発起。

まずは年末の大掃除を兼ねて、写真の整理をはじめました。

私の写真整理法は、ざっくり箱収納。

写真をもらった時の手紙やマスキングテープのメッセージも私は箱の中に入れてます。

そうすると見返す時に宝物箱をひっくり返すみたいで楽しいから好きです。

 

 

こうして整理してみると、今年は全く写真をプリントしていないことに気づきました!

現像してデータにしたまま、ついつい放置しちゃっているネガたち....。

でもやっぱり写真は紙で残すといいな〜と思います。

 

 

これから年賀状を作ろうと考えていらっしゃる方、うかうかしてられませんよー!

monogram店頭での年内仕上げ最終受付は、12月21日(木)20時。私も急がねばー!

 

 

年賀状の注文は、お店の受付機からできるそうです。
使用する写真のデータは、SDカードやUSBメモリーなどに保存して持っていきましょう!
スマートフォン(iPhone、Android)に保存されている写真画像からでもOK。

便利ですね〜。撮ったまま溜まっているスマホやデジカメの写真を、年賀状にするのはいいかも。

詳しくは尚代さんのブログをチェックしてみてください!

「富士フィルムの年賀状、ご注文受付中です!」

 

 

 

 

 

 

今日やっと写真整理を終えて心もスッキリ!

改めて、来年はもっと写真をプリントするぞと胸に誓いました。

 

さて、今年のシガmemoはこれでおしまいです。2017年も大変お世話になりました。

少し早いけど、みなさま良いお年をお迎えくださいね〜。

 



記事ここまで


● 【シガmemo】あきらめなかったこと

「1年が早いーー!早すぎるーー!あっという間ダーー!」っと、

この時期、毎年のように言っている気がするのですが、

今年も残すところ、あと2ヶ月.....。みなさまいかがお過ごしですか?

 

 

私は、今年のはじめに「あきらめないこと」と題し、ブログに1年の目標を書きました。

紆余曲折あったものの、半年ほど前、奥多摩に理想的な家が見つかり契約に漕ぎ着けました。

山に家を探して約2年。諦めなくて本当によかった。

そして心が折れそうな時は、言葉にする、声に出すことが大事だなぁと感じました。

 

 

我が家の選択は「移住」ではなく、「多住」です。
普段は郊外に借りている自宅で過ごし、週2〜3日山の家に移動するという暮らし方。

〈車窓から見た御嶽山〉

 

山の家は新宿から急行で80分。
築80年の古民家で、家に入ってすぐ囲炉裏があります。
「夏の湿気を飛ばすには、囲炉裏がいい」と建築家さんからアドバイスをもらい
蝉の声を聞きながら、せっせと火を起こしました。
室内は日差しを避け、朝晩の気温は25度。

夏なのに火にあたっていると不思議な感覚ですが、これがとっても気持ちいいんです。


家の裏には斜面の畑があり、山を背負っています。
契約後、急いで夏野菜を植えましたが、あっという間にグルメな動物たちのご飯になりました。
裏山には、鹿や猪、クマさんお猿さんにアライグマなど様々な住人が暮らしています。

 

もちろんご近所さんは動物だけではありません。

近くに住んでいる人たちのコミュニティは心あたたかく、ユニークです。

それもこの家を借りたいと思った理由の一つでした。

 

〈夫は各地から子供たちを集め、山や川でフィールドワーク三昧。〉

 

最近では山々がうっすら色づき、紅葉狩りに訪れる登山者で電車の中が賑やかです。

大きな台風が過ぎたとたん、空気がシンと冷たく秋めいて来ました。

室内で囲炉裏にあたって、体はポカポカ。

日が暮れたら庭で焚き火です。秋刀魚を焼いて、カボスを絞る。

く〜〜〜!これが美味いのなんのって!日本人でよかったぁ、と思う瞬間です。

 

 

 

これから山の家をどんなふうに活用していくか、まだまだ考える余地がありそう。

今は薪ストーブ設置に向け、奮闘中の毎日です。「ガレージに暗室を作る!」という密かな野望もあります。

 

 

 

来年も新しい出会いを恐れず、近くにいてくれる人たちに感謝して、

改めて「人」を大切にしていけたらいいなぁ〜と思っています。気が早いけど。

 

●2017.02.16 更新 【シガmemo】あきらめないこと 



記事ここまで


● 【シガmemo】富士山

こんばんは。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は、先週あたりから毎日次第に鼓動が早くなっていて、何も手につかず暮らしていました。

胃液がこみ上げてくるような、喉になんか詰まってるみたいな、そんな感じです。

「そうか、明日は満月なのか、そのせいか。」と昨日の夜、気がつきました。

 

月をみる習慣はいつからだろう?と思い返せば、山小屋で働いてからだなぁと思います。

山では、雲や風や月や星や、そんな天気の話が日常会話の主なるものです。

 

以前に書いた記事を読んでくださった方もいるかもしれませんが、

私は、富士山の山小屋で働いていたことがあります。

3年前、monogramを辞めてから真っ先に向かった先も富士山でした。

 

「なんで富士山で働こうと思ったの?」

これは、よく聞かれることですが、自分でもはっきりとした理由はわかりません。

ただ振り返ってみると、子どもの頃から「富士」が身近な存在だったことは確かでした。

 

 

私は東京の下町に生まれました。

江戸時代は植木屋が多く住む村で、染井の桜は今は地名より有名かも知れません。

幼いころ、徳川の庭までよちよち歩くのが園児のお散歩コースで、その庭の手前には短い橋がありました。

毎度、橋の上で先生が、「あそこに富士山が見えます!」と遠くを指差し説明します。

私は親指と人差し指でひょいと摘めるくらいの小さな富士を見て育ちました。

この土地柄故か、地元の小中学校の校歌は、桜と富士のオンパレード。

その後、富士の名のつく高校に進学し、さらに3年ほど「富士!富士!」と歌い続けたわけです。

こうした長年の擦り込みのかいあって、少しは江戸っ子に近づくことができたのでしょうか。

2009年、ご来光ブームに乗っかって富士登山を果たし、翌年には早速7合目の山小屋で働いていました。

〈写真:2009年夏 カメラ:FM2〉

 

それから毎年、登山シーズンになると私は登りに出かけました。

新宿から夜行バスに乗り、夜登ってご来光を拝み、昼にまた新宿に戻ってくる。

あるときは家族や友だちを連れ、毎週のように登った年もありました。

何がそうさせていたのだろう、疲れている時こそ登りたくなりました。

 

次第に関東近郊の山にも出かけるようになったのですが、

私は「山登り」が好きなのではなく、富士山が好きなのだと、ある時気がつきました。

それ以来、すっかり山は眺める専門です。

 

【富士山オススメモ】

●須走口

私は4つある登山コースの中で、須走口が一番好きです。緑豊かで登山者数も穏やかです。

 

●お鉢巡り

山頂で体力に余力があれば、ぜひ。

 

●夜登り

 

富士山は昔から「夜登り」という信仰があると山小屋の人に聞いたことがあります。

暗い山道を蝋燭を持って登る時、一本蝋燭が消えるごとに印をつけ、

それが今の「○合目」の元になったと言う話もあります。(諸説あります。)

装備と体力に自身のある方はぜひ。

 

●富士吉田市

上吉田にある浅間神社の参道がとても好きです。山頂でお参り後、立ち寄ります。

 

 

ついつい長くなってしまいました。

そろそろ富士山閉山も間近ですが、みなさんの登山が安全で楽しいものになりますように。



記事ここまで


● 【シガmemo】回想ローマ紀行

私が初めてイタリア入国を果たしたのは、2012年の冬だった。

当時、今と比べるとレートが良く、貧乏旅行が主な私にしては贅沢な旅になった。

この時、私は先輩の買い付け旅行に同行。

初めて見るスペイン広場やコンドッティ通りが特段輝いて見えたのを覚えている。

ずらり並ぶ高級ブティックの扉を開けるとき、毎度心がすっとした。

 

二度目に訪れたのは2013年秋。

寸前まで一人旅の予定が、どうしてもと母にせがまれ母娘二人旅になった。

フランスからスペイン。そして最後にイタリアへ。

「2週間も娘と海外旅行なんて、きっとこれが最後ね!」と母は何度も言っていた。

 

そして三度目が今年の春。イタリアへ立ち寄ったのは夫の希望だった。

水の都ブルージュ、ベルギーの首都ブリュッセルを巡り、私たちはローマに飛んだ。

フランス文化と北欧の香り漂う落ち着いた町から一転、もうここは混沌のローマ。

初めてイタリアに降り立った夫は、フィウミチーノ空港で早速洗礼を受けていた。

手荒い対応もルーズな時間配分も、この町に来たら楽しむのが鉄則である。

「そうか、ここはインドなんだな!」と夫は言った。彼はよく苦境をインドに例える癖がある。

 

 

私たちは遅延を重ねた高速バスに乗りこんで、ローマ市内に入った。

久しぶりのテルミニ駅は相変わらず巨大。駅周辺は雑多で少々治安が悪いが、そこがまた面白いところ。

とにかく石畳はスーツケースの滑りが悪く、15分ほど荷物を転がしてホテルの前に到着した。

私が利用する格安ホテルの場合、ホテルの入り口を見つけるのにまず苦労する。

似たような建物ばかりだし、目立った表札が無いこともある。

こうなると気分はロールプレイングゲームの主人公。

ようやく入り口の扉を発見し、フロント階のインターホンを押す。

…が、何の反応もない。何度押しても埒が明かない。歩いてる人もいない。

しょうがないから二軒隣のホテルに乗り込み、助けを求めてみる。

こういう時、私は相当に図太い神経をしており、なりふり構わぬ姿に夫はいつも唖然としている。

 

試行錯誤の結果も虚しく扉の前に戻ってみると、

「リトル プロブレム!ソーリー!」と言いながら宿泊先のフロントスタッフが現れた。

「もー!一体何やってたのよー。ちょっと君ねーリトル プロブレムって何なのさ!」と、

私は思いっきり彼に小言を浴びせながらホテルの階段を上がった。

彼は大きな身振りをそえて遅れた理由を語ったが、話している英語はイタリア語にしか聞こえなかった。

私のジャパニーズイングリッシュも似たようなもんだろう。

こんなとき、人間同士の意思疎通に言葉は関係ないな、と思う。

そうしてフロント階に着く頃には、私たちはすっかり打ち解けてしまった。

 

結局チェックインするまでに20分ほどのロスタイム!部屋で一息着くと、今度はお腹の虫が鳴きはじめた。

私たちは近くのトラットリアで夕食をとることにし、ホテルを出た。春の風が気持のいい夜だった。

お目当ての店に入ると、あたたかい笑顔で迎えられた。

注文したワインを口にした途端、ふぅーっと全身の力が抜けていくようだった。

料理も申し分ない。そして何より会計がお財布にやさしいのも魅力の町だと思う。

 

 

《シガのオススメモ》

●美術館●

ボルケーゼ美術館〈Galleria Borghese〉

ローマの秘宝ここにあり!?カラバッジョとベルニーニ。

ROMA PASSを使うとお得でした。

●眺望●

カピトリーニ美術館から見たフォロロマーノは圧巻。

●教会●

サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂〈San Giovanni in Laterano〉

(写真がなくてごめんなさい)

ベルニーニのライバル、ボッロミーニのダイナミックな建築が魅力。

教会に行くときは、出来るだけミサに参列するようにしています。

●本●

「ルネサンスとは何であったのか」  塩野七生 著

旅行前に読むと一段と楽しくなりそう。気難しくなく、すらっと読める一冊。

 

 

いつか夏のイタリアへ行ってみたいなぁ〜。



記事ここまで


● 【シガmemo】北欧、スケーエンの画家たち。

こんにちは。みなさま、どんな春をお過ごしでしょうか?

私は花粉症が酷くて、布団の中で生きています。

 

先週あたり、やっと重い腰をあげ、春支度をはじめました。

寝具やクッションカバー、洋服を洗濯機でかき回し春物にお取り替え。

それから家中を行き来して、写真や絵を入れ替え再配置。

 

壁にかけていた額を外すと、うっすら色の差異を見つけました。

濃淡の境目を何度も指で撫でてみる。日に焼けた水着の痕みたい。

 

ふとしたところに月日を感じるものだなぁと思います。

 

 

やっとこさ部屋の掃除を終えて、せっかくなのでお花見がてら国立西洋美術館に出かけました。
お目当てはスケーエン展。
スケーエンはデンマークの端っこにあります。
パリで洗礼を受けた印象派がコペンハーゲンから移り住んだ小さな村。
女性が好きそうな絵だなぁと思い、母を誘いました。

 

「この絵が一番すき。リビングに飾って毎日眺めたいわ〜。」と、
クロヤーの『ばら』を指差し、母は嬉しそうでした。

私はアンナ・アンカーの『古い窓』を見て、スケーエンの風景を想起しました。
絵を見ていると木々が揺れ、葉が重なり合う音、窓越しに住人の鼻歌が聞こえてくるようです。

 

画家が熱心に光を描けば描くほど、そこに描かれていないものを想像させられる。

絵の中でキラキラ輝く夏の日差しから、私は長く厳しい北欧の冬を感じました。

彼らは夏が訪れるのを、どんなに待ち遠しく思っていただろうと。

 

【ミカエル・アンカー/海辺の散歩】

 

◆日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念 スケーエン:デンマークの芸術村

第2、第4土曜日は入場無料です。



記事ここまで


● 【シガmemo】ツーショット

3月、3週間ほど休暇をとって夫とふらり旅に出た。

ベルギー、イタリア、スイス各都市を巡り、ようやく我が家に帰ると、

玄関に置き去りにした桜の花はとっくに散って、新芽が顔を出していた。

 

「家があってよかった」と思った。そして糸が切れた人形のように崩れた。

 

 

以前に夫とは、5ヶ月ほど旅をしたことがある。ちょうど2年前の今ごろ。

帰国後は家なし金なしで、どうやって生きていたのだろう?と時々思い返すけど、

あの頃の経験がわたしたちを支えている。

 

 

たまに義母がふざけて「本当に2人で旅行に行ったのよね?」と聞く。

半信半疑の理由を尋ねると「ツーショット写真が一枚もないから」とのこと。

遠くに暮らす義母にとって、わたしたちは実体のない夫婦らしい。

 

 

そのため今回は決定的な「証拠写真」を提出することにした。

不慣れに夫がセルフタイマーのボタンを押す。

赤いライトの点滅が次第に速くなっていく。

 

 

夫婦並んで写真を撮る事の恥ずかしさたるや。

でもわたし大切なことを忘れてたかも。

写真を喜ぶ義母を見ていて思った。

 

 

【スイス グリンデルヴァルトにて】



記事ここまで


● 【シガmemo】あきらめないこと

みなさま、こんにちは。しがみほです。そして随分遅めですが、あけましておめでとうございます。

 

昨年から、わたしはあるプロジェクトに熱をあげています。

奥多摩で子どもたちと古民家を再生すること。

その一部始終をドキュメンタリーすること。

今は写真より一生懸命になっているかもしれません。

 

そのため、毎週のように足しげく山に通っています。

しかしながらこの一年、七転び七転び。今やっと八起きしてブログを書いています。

 

 

山の中でいい場所、再生可能そうな家が見つかっているのに、転びっぱなしの場所探し。

土地の権利や人間関係、いわゆる「大人の事情」は想像以上に根深いことを知りました。

 

 

正直、東京に執着しなければ....と考えることもあるけれど、

「都市」と「自然」を接続することを自分なりに考えてみたいです。

この思いは旅を重ねて、年々強くなっています。

 

 

そんなわけで2016年はトライ&エラーの連続でした。

わたしは毎回挫けてるぞ。毎回傷ついてるぞ。

でもエラーは恥ずかしいことじゃない。そして絶対にあきらめないことだけは決めています。

 

 

だって未来のために、人のために行動できる大人になりたいから。

 

 

 

[写真は昨年の夏、山梨県の古民家にて]



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● 【シガmemo】サルバトーレ・ダリの写真

 

 

先日ダリ展に行きまして、彼のコラージュ写真を見て、ハッとしました。

 

写真の中に堂々たる面持ちで、ほこりがにっこり写っている。

 

糸くずや、ちいさなよごれの集合体。

 

それを見たとき無性に、暗室で写真を焼いた「人」の姿を想像しました。

 

現像液のツンとした酢酸のにおいが鼻にくる。

 

 

 

この先、わたしはどうしたら写真に手あかを残していけるのだろうか。

 

コピースタンプツールを持ちながら最近よく思います。

 

 

 

 

 

そういえば、2013年に「未来のカメラ」について考える機会がありました。

 

あれから3年後の未来にいるわたしが、さらに未来について考えたとき、

 

いい写真はいいカメラが撮ってくれるものになるかもしれない と思っています。

 

 

 

笑顔を数値化して自動でシャッターを切るカメラを見たときは驚いた。

 

顔認証、露出補正、オート機能の充実に肩を寄せる自分がいます。

 

いつか世界中の絶景はみんなドローンが撮ってくれるのかもしれません。

 

 

 

もはやカメラなるもの、それ自体も曖昧になり、

 

その写真を撮ったのは人間なのか?機械なのか?

 

そんなことが話の論点になっていく…なんて言ったら笑われるだろうか。

 

話が飛躍気味なのは、わたしの悪い癖ですが。

 

ただ心のどこかで、以前にも増して「人」を求めている自分がいます。

 

 

 

 

 

人間らしい写真って何だろう。

 

数値化できない笑顔を、わたしは撮ってみたいなぁ。



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● 【シガmemo】お届けもの

こどものころ、なりたいものは何でしたか?

 

 

 

 

わたしは、魔女、空を飛ぶ宅急便屋さん。

 

箒にまたがって、何度も坂を駆け下りた。

 

夢のための努力は、たやすいことです。

 

 

 

 

空飛ぶ練習の成果は いまいち だけど、気長にやろうと思ってます。人生って長いしね。

 

 

 

 

まずは地道に、自分のちからを信じてみます。気持ちのお届けものです。

 

写真を撮るとき、手紙を書くとき、ご飯をつくるとき、

 

わたしは魔法の言葉を3回となえる。

 

「Be happy ! Be happy !  Be happy !」 

 

 

 

 

 

相手の幸せを祈るおまじないは、

 

自分を幸せにする魔法かもしれない。

 

こどものときは気づかなかったけど。

 

 



記事ここまで


● 【シガmemo】こころの旅

こんばんは。志賀美穂です。

 

今週の月曜日から、写真展がはじまりまして、毎日monogramに通っています。

 

久しぶりにお目にかかるお客様、楽しい会話が懐かしい。

 

初めてお目にかかるお客様に「はじめまして。」とご挨拶出来るのも、また嬉しく思っています。

 

 

 

「いつもブログ見てるよ〜!」や、

「前々から、『元スタッフシガ』って誰なんだ!」と思ってました。」等々、

 

 

ブログという場所はありがたくて、インターネットは確かに便利だけれど、

 

直接、顔と顔を付き合わせて会話するのはいいもんだなと思います。

 

 

今回、「使用したフィルム」「使用したカメラ」を明記した作品リストを作りました。

 

 

フィルム選び、カメラ選びなど、お客様の参考になればいいなぁと思います。

 

 

 

 

写真展では、私の「旅」を通じて、見てくださった方の「旅」を感じる。

 

「昔、こんな旅をしたんだ」とみなさんのお話を聞いているうちに、

 

私も旅をしている感覚になる。ずっとギャラリーにいるのに。

 

 

 

 

「旅する感覚」は距離とは関係ないな〜と思っています。

 

遠く離れた場所でなくても、家の周りや通勤中に、それを感じる事が出来る。

 

大切なのはこの「感覚」を掴むこと。

 

 

と同時に、人の心に触れる、誰かの作品を見る行為は、

 

自分のこころを旅することと同じような気がします。

 

自分の中の「何か」を発見する。

 

 

 

展示期間中は毎日、終日在廊しております。ぜひ2階にも遊びにきてくださいね。

 

シガmemoブログ記事や、わたしのメモを本にしてみました。こちらも展示中です。

 



記事ここまで


● 【シガmemo】旅 × 東京

 

人それぞれに、東京がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいことも、わるいことも、忘れたことも、忘れられないこともある街。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの故郷、とうきょう。

 

 

 

【使用したカメラ:壊れかけのNATURA / FM2】



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● 【シガmemo】写真熟成

私は古いものが好きかもしれない。

 

一晩寝かせた西京焼。

 

3年よりは5年ものの梅ぼし。

 

特に「古酒」という響きに弱い。

 

古い家に住んで、古いカメラに相変わらずフィルムを詰め込む。

 

そんなことを言うと、「懐古主義者」と思われそうだけど、そうでもない。

 

写真を撮った「過去」よりも、写真がある「未来」に執着したいです。

 

 

 

 

 

6月、今年もひとつ年をとりました。

 

ワインならば、私もそろそろビンテージと呼ばれるお年頃だろうか。

 

ツンと爽やかな酸味より、重い香りや渋みを身につけたいものです。

 

 

 

そういえば、実家の冷蔵庫にずっと貼られている写真がある。

 

長年、台所で熟成されたせいで、匂いすら放っている気がします。

 

 

高校3年生の私と母。

 

誰が撮ってくれたんだろう?

 

考えた甲斐もなく、思い出せずじまい。

 

撮ってくれた人、どうもありがとう。

 

今更でごめんなさい。誰だかわからないけど。

 

 

 

 

 

10年前の写真を見て思うことは、

「写真があるって、なんか嬉しい。」単純だけど、そう思います。

 

 

 

 

【使用したカメラ:写ルンです(使用した写真 2006年撮影)】



記事ここまで


● 【シガmemo】旅 × 京都















気がつけば、10年ぶりの家族旅行でした。




【使用したカメラ:写ルンですと時々NATURA】


 


記事ここまで


● 【シガmemo】何が写ってルンです!?

みなさんこんばんは、志賀美穂です。

5月1日、八十八夜もあっという間に過ぎ去って夏も近づく季節になってきましたね。
ゴールデンウィークから続く連休も今日で一段落。みなさまいかがお過ごしでしたか?


今日わたしは、小学生と一緒に「写ルンです」を使ってワークショップをしてきました〜
参加者の子供達には事前にカメラを渡し、各自好きなように撮影してもらいました。
(現像とプリントはもちろんmonogramにて。)



さて、一体何が写ってルンでしょう??




「初めてフィルムカメラを使った!」という子供たち。みんなネガに興味津々。
まずはネガを光に当てて「本当に写ってるー!!」と大騒ぎ。
この盛り上がり、まさに写ルンですパワー!





さて、今回のワークショップの最終目標は子供達が撮影した27枚の写真の中から、
お気に入りの1枚を選び、その写真について感じたことや考えたことを作文にすることです。

【作文にするための準備段階。みんな大切なメモを作成中】



そんな中、家族旅行で広島に行っていた彼から、
「お母さんのデジカメが電池切れしちゃって、ぼくが記念写真を撮ってあげたんだよ。」
なんてエピソードが聞こえてきました。充電を気にせずに撮影できるのも写ルンですの魅力ですね〜






こちらの彼は、写真を並べてじっくり観察。実は、2枚とも彼自身が写っている家族写真です。

「なんで2枚連続して撮影したんだろう?」

すると、隣りに座っていた男の子が言いました。

「きっと撮れてるか心配でもう一枚とったんだよ!」

2枚連続で撮ったことを見返して観察したからこそ気づいたこと。
それは家族の記念写真を絶対にちゃんと撮りたいっていうお父さんの思い。

こういうことに気づけることもフィルムならではの魅力なんじゃないかなぁと私は思います。

だって、デジタルだったら、「いいほう」を残して他は「削除!」がふつうでしょう。

それはそれで便利だけど、
でもそれじゃあ「お父さんの優しさ」に気づけなかったかも。

「無駄だ」と思っていた写真にも魅力がある。
あとで見返してみると、そこには撮ったときの思いが隠されている。


だからやっぱり写真は紙で残していたほうがいいのかもしれません。


あとで見返すと、気づく「気持ち」もあるんですから。


しかしやっぱり子供は反応がはやい!
わたしは子供達の優しさにふれてなんだかとっても満たされた気持ちになりました!


子供達と写真の活動はこれからも続けて行きたいです。


おしまい。
 


記事ここまで


● 【シガmemo】のメモ。

モンパルナス駅から静かな住宅街を抜け「この場所で合ってる?」と思いながらドアをあける。
温かい笑顔と「ボンジュール」が聞こえたら、
そこは間違いなく、アンリ=カルティエ=ブレッソン財団の美術館です。


アンリ=カルティエ=ブレッソンの写真ってどんな写真?


天才的なスナップ写真やパリの町に生きる少しお茶目な人々、
恋人たちのポートレートの数々がみなさんの頭の中にも浮かんでますか?


そうそう、私も「あの写真!」や「この写真!」を思い浮かべて、この美術館を訪れました。


しかし、今まで持っていたイメージが粉々に崩れるような鋭さを、
ある一冊の写真集から感じて、かつて木村伊兵衛がそうであったような、
これぞまさに私の「ブレッションショック」でありました。


不真面目な私でも、名高いブレッソン先生の写真集はいくらか目を通してきたつもりでしたが、
初めて見る表紙!それもそのはず、日本では発売されていない写真集がドサドサありました。



自分の身の回りにある全てのものは、自分以外の誰かによって
既に選ばれたものに過ぎないよな〜と頭の片隅に留めておきたい。





東京に戻って、改めて彼の写真集を見返す夏休みを、
本人のエッセイや関連本をさがす読書の秋を、
寒さに負けてドキュメンタリームービーに走る出不精の冬を過ごしていました。


一度行動に移したら新たな疑問が生まれてくる。
知りたいことは次々に見たいものに変わっていって、
そうやって世界は手探りで広がっていくものだなぁと思います。


そして最近、ふいにこんな自分のメモを見つけたんです。


見えるものしか見ようとしない若者が多いが、
見えているのはごく一部に過ぎない。
見えないものを見る力を養って欲しい。

ラインホルトチュクセン教授


ラインホルトチュクセン教授の言葉は、以前に読んだ「森の力 植物生態学者の理論と実践(宮脇 昭著)」
の中で引用されていた言葉です。(とっても面白いのでご興味のある方はぜひ)



「見えないものを見る力はどうやって養うの?」
昔々に抱いた疑問に、思いがけずブレッソン先生が答えをくれました。


それは「好奇心」を持ち続けること。
自分の「もっと知りたい!」「もっと見たい!」を叶えてあげることだと思う。



感覚に素直になれたなら、「見えていない世界」にいつぞ出会えるやも知れません。





それにしても、写真って面白いですよね〜。
見えているものが写っているはずなのに、いつの間にか見えない何かを
写真という一枚の紙の中に見ようとしていませんか?




おしまい。


記事ここまで


● 【店長日記】途中で巻きません、写ルンです

こんばんは、店長アズマです。
くしゃみがとまりません。

「写ルンです」が流行ってるってんで、家に置きっ放しにしていた写ルンですを現像しました。
写ルンですの良さってなんでしょうか?



写ルンですは「レンズ付きフィルム」です。
私の世代でいうと、修学旅行に唯一持っていっていいカメラ。
「スマホのカメラ」なんてなかったからカメラは身近ではなくて
カメラなんて高価なものは買えない子供な私が、友達(好きな男の子)の写真を堂々と撮れるもの。

今はお家とか会社のデスクの上にコロンと置いてあって
あれ?これいつからあったかな?まだあるから使おーとなる。
いつからあったかわからないから、現像したら「懐かし!」って言ってしまう。
プリントした写真を写っていた人たちにあげたらやっぱり「懐かし!」って言われてます。



フィルムで撮った写真は現像しないと自分の撮った写真がみられないからいつも
「早くみたい!」ってなって全部撮りきっていなくても途中で巻いて現像しちゃったりするけど
写ルンですはそんなことないな〜と思いました。写ルンですはなんか特別です。
カメラを持っていき忘れた遊園地で買ったりもできます。(今もできるのかな?)

気負いなく撮っているから、写ってくれている人たちの顔もきばっていません。




去年の11月、minigramと行った旅行の写真も出てきました。

元スタッフで今もスタッフブログを書き続けてくれている、志賀美穂の記事もどうぞ。
>【シガmemo】旅×にっぽんこのへん


あのとき泣いて笑って何時間も話していたことを思い出してしまいます。
いろんな物を詰め込んで、そこにコロンと居てくれるおもちゃ箱みたいな、
カメラみたいなレンズ付きフィルム「写ルンです」
もう1個、家にコロンとしているので、また着々と撮ってゆこうと思います。


ちなみに、写ルンですは当店の実店舗でもオンラインストアでもお取り扱いしていますよ。
>monogramオンラインストア「写ルンです」商品ページ

もちろん現像プリントのご注文も承っておりますので、ぜひご利用ください。
「写ルンです」30周年の今年を、一緒に楽しみましょう。






記事ここまで


● 【シガmemo】旅×にっぽんのこのへん

みなさんこんばんは。元スタッフの志賀美穂です。
無事に新しい年を迎え、成人式にセンター試験とイベントが駆け足で過ぎ去っていった1月。
前を向いて立っているのに必死です。



そして、今日はなんとmonogram8周年ということで、いや〜めでたい!
改めまして、おめでとうございます。みんなの笑顔と毎日の積み重ねがあってこそですね。



写真を見返したら、monogram6周年の記念写真を発見。
指で6の形を作ってちゃっかりスタッフ顏をした自分がいました。
ということはお店を離れて2年になるのだな〜としみじみ。



昨年後半は夏にminigramの相方、スタッフキツカワことなっちゃんと探検したり、
秋には尚代店長となっちゃんと1泊旅行に行ってきました。
尊敬できる先輩方に出会えたのがこのmonogramであり、
今も変わらずのお付き合いが続いていることが何よりも嬉しいです。



【8月東京 奥多摩にて。なっちゃんと大滝。】
【11月葉山。なっちゃんと尚代さんとお泊まり会。最高に天気よくて気持ちよかったー】



それから、昨年は大好きな長野県にちょこちょこ行っておりました。



【8月長野。諏訪大社にて。いつか長野県民になりたい。】
【9-10月長野〜群馬。四阿山(百名山)と浦倉山にて。】


そして、2016年元旦は祖母と母と3人で茨城県大洗港から初日の出を見ました。
水平線から光が溢れる瞬間に、毎度の事ながら感動してしまう。
太陽のエネルギーって本当にすごいなと思います。



インスピレーションの源はいつも自然から頂戴して、
そして足りなくなったエネルギーを充電させてもらっています。




最近、「自然体」って一体どうゆう状態のことなんだろう?と思うことがあります。
人間の世界より、ずっとずっと自然界は過酷だよな〜って、そう思うから。



ストレスフルがいい状態とは言わないまでも、
ストレスフリーだから良いとも言いがたい。



野菜を育てたり、お花が咲くのをじーっと見ているとそんな風に思います。
きっと、人間も同じ。



多少の困難や苦しみがあってこそ、
人生はより美しく花開き、より甘く成熟すると信じたいです。




おしまい。



記事ここまで


● 【シガmemo】年の瀬のご挨拶

メリークリスマス。こんばんは。
聖なる夜をいかがお過ごしですか?
私の一日は”清なる日”でした。すなわち、少し早めの大掃除です。
ロマンチックを横目に着々と年末支度を進めています。



クリスマスになるとよく思い出すのが、「窓の外がなんだか騒がしいな〜」という寝ぼけた記憶。
それは当時「やっぱり、お父さんがサンタさんなんだ。」と思った懐かしい出来事と言えば美談ですが、
酔っぱらった父のいつもの悪ふざけで、「メリークリスマス!」と声高々にベランダをよじ登って、
寝静まった部屋の窓ガラスを叩くもんだから、母も慌てたと思います。


あの夜、窓の外からやってきた人は赤い服も白いおひげも無かったけれど、
翌朝目を覚ますと、ちゃんと枕元にプレゼントがあったので、
間違いなくサンタクロースだったのだと思います。



子供のときは待ち遠しいクリスマスも、大人になったら師走の真っただ中。
待った無しの忘年会続きに、羽目を外したくなる父の気持ちが少しはわかる。
そのわかった分だけ大人の仲間入りかなと思ったりします、ふふふ。



きっと明日になったら街は急ぎ足でお正月ムードなんだろうなぁ〜
そうやって、ころころ変わる東京の景色が私は結構好きです。



キラキラのイルミネーションもいいけど、
乾燥した冬の空気に赤く染まった夕日もすき。


時々、ぼんやり空を眺めながら、
「はて、本当の豊かさとは何だろう?」と考えています。


見えているもので満たされているうちは
何も見えていないのと同じかもしれない


と、思った2015年。



立ち止まりっぱなしの私ですが来年もどうぞよろしくお願いします。



志賀美穂



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前回予告していた「旅×日本のこのへん」は新年1回目で更新しますよ〜。
【葉山へ。尚代さんとなっちゃん(minigram)と。】



次回もお楽しみに!それではみなさま、良いお年をお迎え下さい。


記事ここまで


● 【シガmemo】ウインナーコーヒーの秘密。

みなさま、こんばんは。
毎度おなじみシガmemo担当、不良スタッフとは私のこと...志賀美穂です。




予告はしつつも不定期更新ですみません。



いつも読んでくださっているみなさま、本当にありがとうございます。




先日、スタッフタナカの展示「燦々」を見にお店にひょっこり顔をだしたら、
「志賀ちゃんは今はどこかに定住しているんですか?現在は山にいるのかと思ってました。」
とゆみさん言われてハッとしました。


そこだけ聞くとなんだか仙人みたいでカッコいいなぁ〜と思ってしまい、
近況報告をすっかり忘れるところでした。



私は9月後半に標高1500m、長野県と群馬県の県境ですごしてきました。
近くの山にもちょっとだけ登りました。そして10月の初めに自宅にまっすぐ帰り、
現在はウエストサイドトーキョーで楽しく暮らす定住民族でございます。




とは言え、思い立ったが吉日スタイルは相変わらずで、
これからは拠点を持ちつつ、近くに楽しい場所をみつけて出かけようと思っています。




旅先の写真も貯まってきたので、最近のぶらり旅の様子は次回のブログで詳しくお話します。
題して「旅×にっぽんの”このへん”」編です。







どうぞお楽しみに。


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それでは、今日の本題「旅×たべもの」編のお話はここから。

どうぞ最後までお付き合いくださいね。







ところで、みなさんはどんな料理が好きですか?
私は「シンプルなスパイスとほんの少しの隠し味」が一番好きな調理法です。



料理に限らず、人生を楽しくするのも上質なスパイスが肝心。



旅で言うならば、「想像とちがう!」こと、つまりこの驚きは大切な〝隠し味”ではないでしょうか。


一癖二癖あるからこそ、味に深みが出てくるっちゅーもんで、
「想像とちがう!」は、想像よりもっと良ければ幸せな体験になるはずです。




幼いころ、喫茶店で母が「ウィンナーコーヒーをください」と行った時、
私が思い浮かべたのは、黒いコーヒーにぷかぷか浮かぶ細長い”あれ”でした。




「大人ってずいぶん変わったものを飲むんだな」と小さな私は怪訝な顔をしていたことでしょう。
ところがどっこい、湯気を纏って母の目の前に運ばれてきたカップの中には、
私の「想像とちがう」それはそれは美味しそうな飲み物が入っていました。



「ソーセージが入っていると思った?」と母がニヤっと笑った顔をよく覚えています。




言わずもがな、このウィンナーは”Wiener”であって、「ウィーン風の」を意味します。
ウィーンにて、さっそく例の"Wiener Kaffee"を注文してから私はそんな昔話を思い出していました。



ウィーン美術史美術館内のカフェにて]
なんだか口の周りが真っ白でごめんなさい…。私の興奮は伝わりましたでしょうか?


何しろこの美術館の美しさといったらもう、館内のドアを開けた瞬間から息をのむ連続。
コーヒーを頂く前から、もう既にお腹いっぱいなのは否めません。



今ちょうど、貯蔵の一部がBunkamura ザ・ミュージアムにて展示されているみたいです。
11月22日(日)はお得な割引があるようなので、週末のデートにいかがでしょう♡

詳しくはホームページでチェックしてみてくださいね。





それから、のんびりできたウィーン観光では教会のミサに参列して
ウィーン少年合唱団の歌声を聞きました。あれはなんでしょう…
言葉にならない感動があります。まさに天使の歌声。



週末は蚤の市ナッシュマルクトにてウィンナーシュニッツェルを。




旅先で食事の楽しみといえば、気に入った料理を自分のレパートリーに追加することです。
食べた時の味を思い出しながら作ると、もう一度旅をしたような気分になります。



とりわけ、パリでは自炊していたので毎日スーパーのはしごが日課でした。


[思いがけず見つけたクロワッサン缶]


[Couscous!
[ランチは手作りサンドイッチで節約]


ぶらぶら油を売っていたパリでは、酵母をつくっていました。(写真:左側)

発酵の過程を観察するのって、飼育係に任命されたような嬉しさがあります!
最近は秋の果物を見繕って、酵素シロップの制作中です。(写真:右側)



シロップに使う果物をテーブルに並べているとき、ふとセザンヌのことを考えました。
生涯をかけて、物を見続けるってどうゆうことだろう?凡人の私には想像にも及びません。



オランジュリー美術館の地下、静かに飾ってある彼の静物画を思い出しては時々胸を躍らせて、
あの絵を見るためだけに、またパリに行きたいと思ってしまう。


コンコルド広場からの夕焼けもチュイルリー公園の人ごみも、今はとてもとても遠い。





「食べることは生きること」

しかしその一方で、美しいものを目の当たりにしたときの感動やその経験は、
絵画も写真も、音楽や物語も等しく、少しもお腹を膨らませなくたって、
それは食べることと同じくらい「生きること」だと思います。





おわり。
[どことなく切なさが漂う町Wien




記事ここまで


● 【シガmemo】THE WALL

みなさんこんにちは。志賀美穂です。
2015年も残すところあと3ヶ月…自分で書いていて時間の早さが恐ろしくなってきました。






思い返してみても今年の上半期は移動続き。ヨーロッパ東周りの旅を終え、帰国後はまたしても家探し。
夏は引っ越しと寝ても覚めても部屋の整理でバタバタでした。



そして暇を見つけては少しずつですが「旅」をノートに整理整頓。
実はこのノートはmonogramを去る前にお客様から譲り受けたものです。




「世界一周旅行を夢見て若いころに買っておいたけれど、
自分が持っていてもなかなか出番がなさそうなので志賀さんが使ってください。」とお客様。

「えーー!そんな大切な物頂けません!」と恐縮していた私に
「気負わなくていいんです。旅で訪れた場所の切符とかを貼って、いつか見せてくださいね!」
と手渡されました。


お客様の粋なはからいで私のもとにやってきたこのノート。
頂くのは申し訳ない気がするので「交換日記」と位置づけました。
いつか持ち主に手渡す日まで、私の番を全うするぞ!というそんな意気込みです。





そして、ちょうど今ベルリンのページが仕上がりました!




〈The Berlin Wall〉
Kollwitzplatz












自分で撮った写真はアルバムにいれておくのもいいですが、私は積極的に飾りたいと思っています。





〈寝室:プラハの町並みを壁に。ベッドサイドは家族の写真を。〉




そう思う理由は先日観た映画、ウッディアレンの「アニーホール」の影響もあるかもしれません。
ヒロインのアニーは写真好きで、部屋の中に自分で撮った写真をたくさん飾っています。
彼女のファッションもさながら、そうゆう姿が魅力的だな〜と思います。




劇中で、キッチンに飛び出したロブスターを相手に奮闘している恋人を面白がって、
すかさずアニーがカメラを取りに行くシーンがあるのですが、
「こうゆうときに私も写真を撮りたくなる!」と妙に納得。




嬉しいとき楽しいとき笑い転げてしまいそうな瞬間に、カメラが近くにあったら最高だと思いませんか?
そんな暮らしがしたいものです。







〈廊下:旅先で手に入れた紙ものはフレームに入れて。〉




私の家は賃貸なので、壁にかけるフレームは軽くてリーズナブルなものにしています。
ちなみに左のフレームは自分で色を塗りました。寝室の大きな写真はA0サイズなので、
ぴったりの物が見つからず自分で作っちゃいました。笑

地震などが恐いのでお気に入りのフレームは安全な場所に立て掛けて使っています。


自分の家の中なら、そんなに人に見られることもないので気取らずに飾ってしまうのがいい。
見える場所にいつも好きな風景や家族の写真を飾っておくのは毎日が少し楽しくなるポイント。
季節ごとにフレームの中身を入れ替えるのは楽しいし気分転換にもおすすめです。








さて9月後半ですが、私は山沿いの少し標高の高いところで過ごす予定です。
カレンダー上では「シルバーウィーク」も目前ですね。
みなさまはどんな風に過ごされますか〜?ご旅行の方も多いかな?
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、どんな秋にしたいですか?


私が行くところは携帯の電波が通じないみたいなので、ゆっくり本でも読みたいな〜と。
登山の秋、読書の秋、間違いなく焼き芋の秋になる予感。




そして「旅の整理」も引き続き頑張ります!
何の前置きもなしでしたが、今回は「旅×暮らし」をテーマに書いてみました。
次回のシガmemoは「旅×たべもの」をテーマにお届けします。お楽しみに〜










追記!
ブログを書いていたら、偶然にもmonogramでプリントサービスキャンペーンが始まりました。
写真をプリントすることは「物」として思い出と向かい合うことだと思います。
思い出という一瞬をぜひカタチにしてみてくださいね。

2015.9.13 志賀美穂


〈夏の思い出〉



記事ここまで


● 【シガmemo】Au revoirが言えなくて

大切なことを見失わずにいたいと思っていても
大切なことの大切さに気づくのは後からが多い



だからはじめの一歩を踏み出すときは、ほんの少しの勇気が必要



それからタイミングが肝心です。
「その時」を逃さないようにしたい。





ただ現実はそうもいかないです!
世の中には、「年齢制限」って結構あるんですね。
もう少し前なら美術館に割引で入れたのに…なんてこともあり、
気づかぬうちに自分もある種の境界線をまたいでいたのだなと。

若者のみなさんへ、チャンスは今かもしれません。




しかし、多少のことでヘコタレないのは間違いなく重ねた年月のおかげ。
割引は効かないけれど、パリの美術館には無料の日が設けられています。
(混み合うため、じっくり鑑賞されたい方にはおすすめしません。)




というイベントがあったので行ってきました。
[大行列のグランパレ。予定を変更してオランジュリー美術館へ行きました。]



人と感情を共有できることは、とても嬉しい。
それは作り手とであり、一緒に観ている観客とであり、
美しいものを目の前にして単純に「美しい」と感じること、
その体験を求めて、私は絵や写真や映画をみるのだと思います。

[2015年:旅の経路図]



4月のおわり、街のはずれにちいさな部屋をかりました。
各地を転々としていたので、自分で家を借りたのは1年ぶりです。


この1年で十分過ぎるほど気づいたことがあります。
それは「自分の居場所」の大切さです。
毎日同じ駅で降りて、自分の家の自分の布団で寝ること。毎朝、同じコップで珈琲を飲むこと。



私にはそれがとっても勇気のいることですが、
今が「その時」と一歩踏み出したところです。


春はさよならとはじまりの季節。
みなさんはどんな春をお過ごしですか?ぜひ聞かせてください。




志賀美穂







記事ここまで


● 【シガmemo】さよなら、

2014年。
年の瀬気分がまったくないまま晦日をむかえてしまいました。
みなさまにとってどんな一年でしたか?

私はいろいろなことが劇的に変化した年でした。
「今だ!」と思ったときの瞬発力を大切にした年でした。
「撮りたい」ときにもう躊躇しないことに決めました。
アクションは自分から仕掛けるものだと思いました。


そして、改めて「作ること」が大好きだとわかりました。


パンは生き物だと思ってから、急に生地が膨らむようになりました。
クリスマスシュトレンはお友達のホームパーティに持っていったり
毎日、家族とお気に入りの珈琲でしっとり食べました。
贈る人のことを考えながらちくちく針を刺す時間はいいものです。
写真をアルバムに、お手製の袋にいれてプレゼント。
時間とともに思い出を重ねていくことが好きです。
何を隠そう、お花は本にはさむ派です。
こちらの押し花はポストカードにして大切な人たちに送りました。
ただ想っているだけじゃなくて、カタチにして伝えたいです。
従姉妹の結婚式。髪を切ったので着物が着たくなりました。
母の白い着物、やっと着させてもらえる年齢です。
時代をこえていけるものに惹かれます。着物もカメラも同じ。



11月、3週間ほど西の方に行っていました。
修学旅行ぶりに訪れた京都。長屋に住みたい住みたい。
鴨川添いを歩いているとパリの町を思い出しました。
暖かくなったらあの町にいるのだと思うと楽しいスキップのはじまり。
ひょっこり神戸にも足をのばしました。
あまりに穏やかな海、私の知ってる海は太平洋の荒波。
海は海なのに波も色も匂いも違う、新しい海。



時間に余裕ができたので、甥っ子たちと思う存分遊びました。
子どもはすごいです。一緒にいると楽しい発見にたくさん出会えますね。

子どもたち同様、目に見えないものの力を感じました。

母はよく「娘さんは英語がぺらぺらなんですか?」と聞かれるそうですが
決まって「いいえ、娘はただ勇気があるだけです。」と答えるそうです。
確かに、でもなぜか自慢げなのが悲しい。

人と人とがわかりあえるのは言葉だけじゃないと思うから
ずっと写真を撮っているのだし、それでもいいと思っています。
とは言えもう少し、来年は語学にも力をいれていきたいです。



昔「何かを始めたら10年は続けなさい」と言われたことがあります。

一人旅も写真も来年で10周年!
そろそろ何かのかたちでみなさまに見ていただける機会を持ちたいなと
考えております。2015年はそんな年にしたいです。





最後になりましたが、今年も一年間大変お世話になりました。
いつもシガmemoを読んでくださるみなさまには言葉で言い尽くせないほど
感謝しています。ありがとうございます。



それではみなさま良いお年をお迎えくださいね。

志賀美穂


記事ここまで


● 【シガmemo】秋のお便り。









みなさまへ


お久しぶりです。

先日、山小屋の小屋閉めを無事終え富士山から下山してきました。
大きな怪我や病気もなくシーズンを終えられて正直ほっとしています。

道を歩いているとキンモクセイの香りに出会いますね。もうすっかり東京は秋。
みなさまはどんな夏をお過ごしでしたか?
ビーチで海水浴!かき氷!花火大会!浴衣!なんて羨ましい響き!!




私はと言いますと初めのうちは2740m、最後は3400mの場所にある山小屋で生活しており、
冷え込む日は0度も珍しくない寒い夏になりました。9月にはほんの少し雪が積もるほど。



ただ、皮膚が感じる熱だけが季節ではないのだと
そう思うと例年にも増して「夏」を感じる時間になりました。

インゲン豆の青い匂い
茹でたてのトウモロコシ
太陽みたいな真っ赤なトマト
キュウリと酢のきゅっとする味


ブルドーザーで上がってくる箱いっぱいの野菜を見て、
それをひとつひとつ感じて、口に放り込むとき「あ〜夏なんだな〜」って。




見ること感じること食べること聞くこと触れること
すべてが自分になってゆく


だからこそ「毎日の生活を充実させたい」と強く思います。


山の上では時々しか入れないから、お風呂だってそう!
身体にお湯が沁みわたる歓びったらもう、何事にも代えがたいものです。

そうゆうとき「私生きてるんだ!」って実感できる。




そして久しぶりのminigram!!働いているところへなっちゃんが遊びにきてくれました。




空や雲、月や星を眺めながら過ごした3ヶ月間

窓の外は景色がつぎつぎに変わっていく
カンカン照りの日差しは
あっという間に霧にまみれる

泣きだしたような嵐のあと
晴れ渡る空を見ていると
すべてはこの瞬間のためだったのか、とさえ思えてくるものです。






面白いもので毎日同じ場所にいるはずなのに、毎日が旅をしている感覚でした。


日本全国からやってくる人々。世界各国からやってくる人々。


いろんな思いや言葉が飛び交うところ、毎日が出会いと別れ
その時その場所に自分がいられたことがとても幸せです。
私の拙いトラベル英会話も少しは鍛えられたかな?






笑ったこと、怒ったこと、空に向かって歌ったこと、全部ありがとう。
みんなと一緒に働けたこと、嬉しかったです。



おっとっと!感傷に浸っている暇はない!
私は次の目的地が定まってきました。ただいま身支度の真っ最中です。


寒さがぐんと増したころ、お話できると思います!
その日まで、ごきげんよう。




みんないつだって旅の途中、
志賀美穂より


記事ここまで


● 【シガmemo】窓のそとは雨。

 





さて梅雨の季節、いかがお過ごしですか?
私は雨の日がとても苦手です。
目眩いと頭痛で立っているのもままならない日があります。
〈連日の豪雨で眠り続けるわたしの図〉



雨脚が強まると奥歯がミシミシ、心臓はドキドキ

あまりに心臓の音が大きいので、
「このドキドキは恋のせいかな?」と上目使いでもしようものなら
「ん〜ただ血管が細いせいだね」と首をつままれる


ありのままに受け入れるってこうゆうことだなぁと思うのです。


大げさに心配したり、訝しんだりしない
私はそれが何より心地いい。





写真を撮るときも「ただ撮る」ということだけに重きを置きたいです。

よく見せようと位置を変えたり
タイミングを見計らいはしない

撮る側の技量やカメラの性能をチラつかせてはいや
写そうとしなくても写ってしまうものだと信じたいから



「こんな顔して笑うんだ〜」とか「後ろにゴミが落ちてたな〜」とか

ただ撮る、ありのままに受け入れるの連続です。
これからもそうして写真を撮り続けたいと思っています。




さて、明日から私は山小屋生活です。次回は2800mの生活をお届けします。
そうだ!髪の毛をばっさり切りました。日本一高い山でもし私を見かけたら声かけてください。

それではみなさま季節の変わり目、お身体ご自愛くださいね。See you soon!



記事ここまで


● 【シガmemo】スタッフと話そう!

みなさんこんにちは。スタッフシガです。



久しぶりの「スタッフと話そう!」です。
今回も大事な大事なスタッフを紹介します。4月からお店に仲間入りしたスタッフカネコです。


シガ〉実はまだ私たちスタッフもスタッフカネコ(以後まなてぃ)のことは知らないことばかりなので、
ぜひこの機会にたくさんお話したいな〜と思ってます。よろしくお願いします!
それでは、ざっくり自己紹介からいってみよう!笑


カネコ〉はい!金子愛帆(カネコマナホ)です! ずっとダンスをしています。
小さい頃はクラシックバレエを習っていて、高校は舞台の学校に進学しました。
そもそもバレエのためにお芝居や他のダンスを経験しようと思ったのですが、
むしろそちらにのめり込んでしまい大学からはコンテンポラリーダンスをやっています。
今は子供たちにダンスを教えたり、自分自身も舞台に立っています。

フィルムカメラを使って写真を撮ったことはあまりないんです。
大学入学と同時に自分のお金で初めて買ったカメラがデジタル一眼レフカメラのNIKON D40でした。
今は人から譲り受けたNIKON D300も使っています。

シガ〉私も昔、NIKON D40を使っていたのでなんだか親近感!
私たちぐらいの世代からかな?デジタルカメラが家庭の中でも主流になってきたので、
同級生のほとんどはフィルムカメラを使ったことがないよね。
私も初めて持ったカメラはデジタルカメラだったよ。「写真のこともっと知りたい!」って
思って暗室に興味をもったときにフィルムの存在が明らかに大きくなったなぁ。

普段まなてぃはどんな写真を撮っているの?


カネコ〉主に友達の顔ですね。アップが多いです!
あとはダンスや演劇の舞台写真を撮っています。学生のころ学校でダンスの発表を
好きなように撮影していたら頼まれるようになりました。
ダンスのことを理解していないと撮れないというのと、女性のカメラマンさんが
少ないみたいです。でもダンスを知らない方が撮った写真も新鮮で面白いですよ。

シガ〉今まで舞台の写真を撮ることが多かったのなら、デジタルカメラの利便性は大きいよね。
暗い場所で動くものを撮るってすごく難しいことだもの。

カネコ〉そうなんです。暗いし早い、そして撮影する時はフラッシュを使えないので。
次回の公演のパンフレットなどに掲載する写真だったりすると、すぐに写真が欲しいと
いわれることも多いです。

〈使用したカメラ:NIKON D40〉

シガ〉なるほど。デジタルのアウトプットの早さは魅力的だ!
そもそも、まなてぃはなんで写真屋さんで働こうと思ったの?


カネコ〉さっき少し話にもでましたが、大学1年生の時に念願の一眼レフデジタルカメラを
買いました。人生で初めての大きい買物で、当時7万円のカメラにわなわなしました。
撮った写真をプリントしてアルバムを作っては学校へ持っていって友達と見るのが
楽しかったんです。いつも近所の写真屋さんに通いつめていました。
縁があってその写真屋さんで働きはじめたことがきっかけです。

昔から友達に手紙やカードを添えて写真をプレゼントするのが好きで、
時間がたって友達が「部屋を整理していたら昔もらった写真を見つけた!」と
連絡をくれたことがありました。嬉しかったなぁ〜。
写真をプリントすることで、物としての価値みたいなものを感じています。

シガ〉その経験は私もある!すごく嬉しいよね。私は最近、昔渡した写真がきっかけで
8年ぶりに友人に再会しました。写真を撮っていてよかったって思った。


さて、今回「スタッフと話そう!」に出てもらうために、私のフィルム一眼レフカメラを
お渡しして写真を撮ってもらうことになりました。

シガ〉今回フィルム一眼レフカメラを使ってみた感想を教えてください!


カネコ〉写真を撮る感覚はあまりデジタルカメラを使う時と変わらない気がしました。
ただ、試し撮りはできないので、いつ使うか誰を撮るかは選びましたね。

シガ〉フィルムで撮って楽しかった?

カネコ〉楽しかったです!!現像されたネガを見るのが幸せでした。
撮った時に確認できないので、「どう撮れてるかな〜?」っていうのがずっと楽しみで、
待った分おいしいし楽しいみたいな。
デジタルだとカメラ選びで終わってしまうけど、毎回フィルム選びができるのがいいなって
思います。今はPRO400Hが使ってみたいです。あとEKTAR100も面白そう!

シガ〉今の言葉すごくいいね!お得感たっぷり感じてしまいました。フィルムを買うときに
私はよくスタッフに相談してから買ってるよ〜。

それでは、毎回恒例!最後にみなさんに一言お願いします。


カネコ〉只今、フィルム勉強中です。
慣れ親しんだものでも少し種類が違えば世界はがらっと変わるんだなと実感しています。
新しいことを始めるのはとてもエネルギーが要ることだけれど、すごく楽しい。
今周りにいる人や懐かしい思い出、昔もらった言葉、偶然見た光景なんかに背中を押されて、
えいやっとチャレンジすること。それって年を重ねれば重ねるほどに意味が増してくるんだろうなと思います。
monogramは写真屋ですが、写真に関しては勿論、何にだって、
チャレンジを後押ししてくれる場所なのではないかと思い始めたところです。


店舗に仲間入りしたスタッフカネコをどうぞよろしくお願いします。
スタッフカネコの「フィルム初めての1本」は新しくはじまるコーナーで見られるかも!


さて、私事ではありますが5月末でお店を離れることになりました。
今までも長期のお休みをいただいていたのですが、もう少し、あと少し
時間の制限なしに外へ出て行きたい気持ちが高まってきました。
今でも写真屋「monogram」は大好きです。一緒に働いているスタッフを尊敬していますし、
お店を利用してくださるお客様と出会えたことは私の宝物です。


今まで【シガmemo】を読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
この3年の間に道ばたでお客様とすれ違って話し込んだり、休憩中に行くお店で
「お疲れさま」と声をかけてもらえたり、そんな毎日が過ごせたことを
とても幸せに感じています。6月からはお店の中でお会いする機会はなくなりますが…



シガmemoは続きます?!えへへ。これからどうなるのでしょう。お楽しみに♪


記事ここまで


● 【シガmemo】スタッフ展まっ最中!

こんにちはスタッフシガです。



最近、家の近くの大好きなパン屋さんが閉店してしまいました。
そのお店でクロワッサンとロイヤルミルクティーを買って出勤することを
とても幸せに感じていたので心にぽっかり穴があいたみたいです。




みなさんは好きなお店、お気に入りの日課はありますか?
monogramも誰かのそんなお店であれたらいいなと思いました。


さて、ただいまmonogram2階ギャラリーでは「monogramスタッフ展 / 裏・表」を開催中です!


今回の作品の題名に私は「IMPRINT」と名付けました。
どうしょうもなくこの言葉の響きにこころ奪われ、音をたよりに作りはじめました。



私にとって写真は、
何かを写そうとする行為ではなく
否応なしに写ってしまったものを受け入れていくこと
感情はいつも後からやってくる。



表現するとき、まずは輪郭を描いて中を塗りつぶすこともできるし
あるいは外側を塗りつづけることで真ん中にぽっかりあいた空白を
自分とよぶこともできるのではないか?と思ったのです。




んーいつもにも増してわかりにくくてすみません!笑 
方法はひとそれぞれ、わたしの空白を壁に飾っております。



お越しの際はぜひ1階店舗にも足をはこんでいただけると嬉しいです。
個人的にスタッフアズマ、タナカ、タカハシ3人の写真が見れてすごく楽しいです。


次回の【シガmemo】は帰ってきた!「スタッフと話そう!」です。お楽しみに〜♪


記事ここまで


● 【シガmemo】ゆび先に染まる

最近私はよく手紙を書いています。

電話でもメールでもなく手紙。


紙やペンを選ぶことから全てがはじまり
好きな人のために何枚も何枚も紙を捨て、言葉を選び
そうしてやっと相手のもとに届いていく。


「新しいペンを買ったけれど書きにくくて失敗した!」と言うと、
スタッフタナカがおすすめの便箋をプレゼントしてくれました。



その紙にペンを走らせたときの感動といったらもう!!
「君を買ったのは失敗だった」などとペンに言ってしまったこと後悔しました。



ひとつひとつを選んでいく作業ってとても愛おしい
次は相性についても考えよう、するとそのひとつひとつへの理解がさらに深まるようです。



毎日、知らず知らずのうちに「選ぶこと」を続けている



私にとって山に登り、旅に出ることは「選ぶこと」を見つめ直す作業。
今の自分は「何と何の組み合わせでできているだろう?」と考えます。





みなさんはいかがですか?今、何を大切にしていますか?




スタッフシガ

PS.先日、好きな人から手紙の返事が届きました。


『ヴァレリー*は言っていました。
「僕らは後ろ向きでボートを漕いでいる 未来は見えない 見えるのは過去だけ」
 あなたの過去がいい景色でありますように。』



オールの先でゆれる波紋を眺めているとそれが写真かもなぁと思えてきます。







*Ambroise Paul Toussaint Jules Valéry / フランスの詩人、作家、小説家


記事ここまで


● 【シガmemo】外はもう春色。

先日、お客様からこちらの雑誌を貸していただきました。


○気になった言葉○
「フィルムは見たものと違うけどちゃんと私が見たものが写ってる」
「半分実験みたい」
「決定する作業や発想力」

既に読まれた方も多いかな?
読み終わってからお礼のお手紙を書こうと
しばらく「フィルムで撮ること」について考えました。

きっと私はごくごく普通の「優越感」を味わいたいのです。


「今どきフィルムカメラ?おねえちゃん珍しいね!」の声で
好きなものを好きなように見て、感じられたことで
自分が特別なひとになれたような感覚ってありませんか?

人とは違うなにか武器みたいなものを持っているような、そんな感覚。


毎日の生活のなかで一つでもそういった「優越感」を持てたなら、
とても幸せなことだと思います。



「今私の見ているこの色は隣の人にも同じように見えているのだろうか」
と、首を傾げては何の根拠もないけれど横にふっての繰り返し。


「人が違えば見え方も同じじゃないんじゃない?」
ふとした会話の中で、そう言ってお客様が笑ったときドキっとしました。
身近な人と同じ気持ちでいられることもまた、すごく幸せなことですね。



科学的なことは知らないけれど、
日々続いていく目の前の世界をいつまでも面白がっていたいです。
「白は本当に白なの?」って、笑われちゃうかもしれないけれど。


見たものと違うけど、ちゃんと見たものが写ってる。



スタッフシガ



記事ここまで


● 【シガmemo】好きな人に会いに。

美術館ってドキドキしませんか?




「何も考えないで歩こう」と家を出て
慣れた道で見事に迷子になりドキドキして
電車の乗り換えを間違えてドキドキして
作品に魅せられてさらにドキドキして。


今回の回顧展は今まで展示されることの少なかったシルクスクリーン作品の
原画になった写真が多かったこと、とても新鮮でした。


証明写真用の四コマ漫画みたいな写真
発売前のカラーポラに何とも言えない表情の人たち
こんな写真が撮れる人って好き!とまたドキドキ。


彼の言う大量生産ってまさに写真の力とリンクすると思う。


以前にNYの美術館で学芸員のお兄さんにデートに誘われたことがあって
そうゆうドキドキも美術館にはあるんです。





ふと寄り道した本屋さんでふと欲しい本に出会って
レジでお会計をしようとしたら、見覚えのあるやさしい笑顔!

monogramにいつも来て下さるお客様の働いているお店でした。


インターネットの買物カゴに何度も本を放り込んでは結局買わずにいて
やっぱりお店で、私は本屋さんで、あの優しい笑顔と一緒に買物をしたいな
と思いました、笑顔って素敵。


考えてみるといつも、会いたい人に会いに行くことが
私の原動力になっているのかもしれません。


髪を切るのも、本を買うのも、現像するのも、何を見るのかも、
どこでもいい誰でもいいってわけじゃなくて、

そこに人がいるってことがすごく大切。好きな人ならなおさらです。



スタッフシガ




記事ここまで


● monogramプリントサービスキャンペーン(2/17〜3/2)

こんにちは!店長アズマです。

本日2月17日(月)より、monogramでは
「monogram プリントサービスキャンペーン」開催中です。

今までmonogramで開催していた「プリントサービスキャンペーン」は
同時プリントご注文時のみを対象とさせていただいていましたが、
今回は焼増のご注文も対象とさせていただきます!

お友達と遊んだ時に撮った景色を焼増してプレゼントしたり
家族で撮った記念写真をプリントして実家に送ったり
ぜひぜひご活用くださいね☆


2014年2月17日(月)〜3月2日(日)の期間
同時プリント・焼増をご注文の場合

35mmフィルム 通常L判「35円/枚」を「25円/枚」
ブローニーフィルム 通常L判「70円/枚」を「50円/枚」
デジタルプリント 通常L判「35円/枚」を「25円/枚」(ご来店のみ)

でご提供いたします。
※L判以外のサイズは対象外となります。
※ 「学割サービス」との併用はできません。
※各種フリーチケットとの併用はできません。

こちらのサービスは、ご来店・郵送、どちらも対象となります。
※デジタルプリントはご来店からの受付のみ

郵送プリントでの受付は、3月2日(日)到着分まで。

※キャンペーン実施中はご注文が多くなるため、
 お仕上がりにお時間をいただく場合がございます。



プリントした写真をみて、いいなあと思ったのは10年後でした。
18歳の時に撮った写真をみて、28歳の私が感動する。
そのためにと言うと大袈裟かもしれませんが、
そんな10年後の一瞬のために写真をプリントするのもいいなと思います。

スタッフシガが以前、こちらのブログ【シガmemo】で書いていたこと。
私たちにとって習慣である「プリントする」ということを
自分の大事な人たちにも渡していけたら。

>【シガmemo】Pay it forward!(スタッフブログ)


みなさまのご利用をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
 


記事ここまで


● 【シガmemo】彩度について考えてみよう!

みなさんこんにちは、スタッフシガです。
今週は2.3日お休みをいただいて、南の島へ行ってまいりました。
帰国したとたんに東京が大雪で気温差なんと30℃!みなさん雪の写真は撮りましたか?



さて、先週の予告通り今回は「彩度」について考えてみます。
彩度とは読んで字のごとく色の「鮮やかさ」です。
こちらも先週のコントラスト同様、目の前の状況で変わってきます。

1.鮮やかな物を撮れば、自然と鮮やかな写真になります。

2.鮮やかが持ち味のフィルムを使えばより鮮やかに写し出せます。(EKTAR100)




コントラストと違い、彩度はmonogramの機械の補正で変化させることができます。
例えば、少し曇りの日でコントラストが低めのこちらの写真。

鮮やかモードを使ってスキャンすると、はっきりした印象になります。

逆に彩度を落して低彩度モードでスキャンすればマットな印象に仕上がります。



どうしても暗くてアンダーで撮った写真も彩度をあげると見やすくなることがありますよ♪




ここで肝心なのが「明るさ(明度)」です。明るさによって、色や鮮やかさの見え方が
変わります。先ほど同様、くもりの日の写真です。



こちらの写真を鮮やかモードでスキャンして明るさを変えてみました。

明度を低く(暗く)すると色の濃度が高まります。そのため色が濃くなります。
明度を高く(明るく)すると色の濃度が低くなります。そのため色も薄くなりますよ。



コントラストは変えられませんが彩度や明るさで雰囲気が変わりますよね!
前回に引き続き、長々と書いてしまったのですがみなさんの参考になれば嬉しいです。



フィルムを選ぶとき、撮影するとき、そしてプリントするとき、
それぞれ、その時々に選んでお好みの写真に仕上げてみてくださいね。



それではまた次回のシガmemoでお会いしましょう。


記事ここまで


● 【シガmemo】コントラストについて考えてみよう!

みなさんこんにちは。スタッフシガです。
最近お客様から「コントラスト低めにしてほしい」というご要望が増えています。

monogramで使用している機械ではPhotoshopのようにコントラストだけ
個別に設定する機能がありません。


コントラストを簡単に説明すると、
写真の中で一番暗い部分と一番明るい部分の「光の差」です。
コントラストが高いという表現は「光の差が大きい」
コントラストが低いという表現は「光の差が少ない」です。


特にネガフィルム場合、コントラストは撮影時の状況で大きく変わります。
例えば、真夏の炎天下の中では目の前で見えている風景もコントラストが高いはずです。

色の情報に惑わせれてしまうので、同じ写真をモノクロにしてみるとさらに分かりやすいです。
①のハイライト(一番明るい部分)と②の逆光で影になっている部分(一番暗い部分)
の差がはっきりと感じられませんか??

またフラッシュを使用した時は強い光をあてて撮影するためコントラストは高くなります。

日差しの強い国で撮影してみるとよくわかります。



その反対にコントラストが低くなるときは曇りの日や雨の日です。


そんな天気の日は目の前の風景もコントラスト低めに見えているはずです。
先ほどと同じように色に惑わされないためにモノクロ写真にしてみましょう。

さらに比較してみるとこんな感じ!
季節やお天気によっての違いはなんとなくわかっていただけましたか?太陽の角度や
光の強さが違うだけでこんなに印象が変わります。


それでは撮影時に、意図的にコントラストを下げる場合はどうしたらいいか、
私なりに考えてみました!

1、コントラストが低めのフィルムを使ってみる(PORTRA400)
日差しの強さは影の部分のくっきりさが物語っていますが、影自体が黒く潰れていないので
実際に見た風景よりコントラスト低めになりました。階調が豊かなフィルムを使うと
しっとりとした雰囲気になりますね。

2、露出不足気味に撮影してみる(PORTRA400)
こちらもPORTRA400です。すこしアンダーに撮るとザラッとした質感になりますが、
確実にコントラストが低めに撮れます。

3、期限切れのフィルムを使ってみる(CENTURIA200)
古いフィルムはよく「ねむい写真」という言葉で表現されます。コントラストも低く
なりますが、色も思うようにでません。あとはお好みですね。

4、コントラストの低そうな雰囲気の場所に行ってみる(PRO400H×Paris)
乾燥しているけどなんとなく曇りがちの日が多いので、もやっとした雰囲気に仕上がります。

5、減感現像を試してみる。
現像する段階から変えることもできますが、残念ながらmonogramでは行えません。



もうひとつ大事な要素に「彩度」があります。
では彩度はどのように変わってくるのでしょうか?詳しくは来週お話します。
お楽しみに〜♪


記事ここまで


● 【シガmemo】Pay it forward!

2014年も引き続きこちらのコーナーを続けさせていただくことになりました。
なにごとにも言えることですが続けていくことは本当に難しい!と痛感しております。


最近はいつもブログに書く内容を探しまわっていて、それでも少し枯渇気味です。
みなさまからの感想や激励のお言葉が何より嬉しく、励みになります。ありがとうございます。
相変わらず拙い文章ですが、自分なりに一生懸命書いていこうと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。




さてここからが今日の【シガmemo】です。




「今はもうデジタルカメラに変えたからプリントはしなくなった」
と言う言葉、実はお店にいるとよく耳にします。

とても悲しいことですが近隣の写真屋さんがどんどん閉店してしまって
「写真屋さんがなくて困ってたよ!」とおっしゃる方も多い。
プリントする場所の少なさもひとつの原因なのかなと思います。



その一方で昨年はデジタルカメラを使っていても日常的に写真をプリントしに
来てくださるお客様とたくさんお会いでき、うれしい発見もありました。


常々「デジタルカメラに変えたから」の部分が引っかかっていましたが、
お客様と接していると、あながち道具の問題ではないなと思うのです。




「撮ったものを紙にする」

これが習慣化されているかいないか、ということ。


道具うんぬん関係なしに、世代や性別関係なしに、
この「習慣」自体が薄れていくことが寂しいなぁと私は思います。



もちろん「撮った写真を全部プリントしろー!」と言いたいわけではありません。
少しでもご自分が気に入ったものや一緒にいた時間の記録をプレゼントしたい相手を
みつけたなら、ぜひ「撮ったものを紙にする」を実行してみてください。


きっとこのブログを読んでくださっているみなさんは
もう実行している、あるいは「習慣」にしているという方が多いはず。
ですから今お持ちのその「習慣」をお友達や身の回りの方に渡していきませんか?

私も微力ではありますが、今年はこのことを心がけて頑張りたいと思います。


好きな映画の題名「Pay It Forward」を合い言葉に。





スタッフシガ





PS.
冬は寒くて写真を撮る気力がなくなってしまうので、今は「写ルンです」生活中です。
すこしビビッドに焼くのがお気に入りです。〈使用したカメラ:写ルンですCOLORS〉


記事ここまで


● 【シガmemo】スタッフと話そう!

新年明けましておめでとうございます。スタッフシガです。
気がつけばあっという間に2014年に突入していました。

今回は年始特別号「スタッフと話そう!」です!もうゲストはお分かりの方が多いでしょう!
今回のゲストは店長アズマです。(会話の中では尚代さん)

シガ〉尚代さんは「忘れられない写真」はありますか?

アズマ〉あります。2つ。
1つめは、まだ東京に出てくる前に知り合いの方からチケットをもらって観に行った
星野道夫さんの写真。けっこう前のことやからその写真自体がどんなんやったかは
もう薄れているけれど、写真の前で号泣したことをすごく覚えてる。
そのときの衝撃は今でも忘れられない。それが自分の「写真」の転機やったと思う。

2つめは去年出会った、自分が好きな「自分の写真」。


シガ〉差し支えなければその2つめの写真についても教えて下さい!どんな写真なんだろう…

アズマ〉うちのスタッフが撮ってくれた写真なんやけど。
その写真を見て「自分ってこんな顔してるんや」って知った。
それは会社やお店でずーーっと一緒にいて、もしかしたら家族より多くの時間を
共にしていて、仕事の話とかたくさんして、笑ったり悩んだりももちろんあって、
だからこそ撮れる写真なんやなって。
自分にとっては一緒にいることがなにより大事なんやと思う。出会ってからの時間とかね。
シガちゃんがいつも言ってくれるように、写真は撮るだけじゃなくて、写るのも大事。

シガ〉その人との間柄は写そうとしなくても見た人には感じられるものですね。
写真はやっぱりコミュニケーションなのかな〜。
さて、昨年一番印象に残っていることがお客様からmonogramのキャラ設定について
聞かれたことです。しかも1回や2回ではなく…
あるお客様は「ここのお店のスタッフは一人一人が漫画の登場人物みたいだね」と
言ってくださいました。きっとその漫画を書いているのは尚代さんですね。

アズマ〉あはは!漫画の登場人物かぁ!なんかいいね。私はうちのスタッフたちのことを
「劇団シガ」って呼んでるけど。
お店の扉を開けて一歩入った瞬間にお客様が幸せになれるのが理想。

シガ〉本当にそうですね。尚代さんが意図的にキャラ設定をしてるとは思わないけど、
居場所があるって思えることは働かせていただいてる私たちにとってもすごくありがたい
ことです。尚代さんにとって写真屋「monogram」はどんなお店ですか?

アズマ〉答えになってないかもしれないけど、うちのお店を利用してくださるみなさんが
思うmonogramが『monogram』なんじゃないかな。
何よりうちのお店は働いてくれているスタッフによってやることが変わっていくから、
固まってる器がないというか。

『monogram』はこういうお店って自分たちで決めつけなくていいよね。適材適所、
スタッフ一人一人の良いところを出していきたい。長く働いてくれるスタッフが増えて
今の『monogram』っていうお店があるんやと思う。


シガ〉そうですね。monogramではスタッフ同士が協力すればなんとかなる!ってことも
あって、そうゆうところが私は好きです。もちろん出来ないこともたくさんあって、
それは機械とかシステムの問題もあるけれど、その都度スタッフみんなで知恵を出し合って
いければいいなって。

アズマ〉うん、そうやね。いつも思うのは、目の前に居てくれる人のために働きたいってこと。
お店にいる時はスタッフのため、そして、うちのお店を利用してくださるお客様のために
働きたいです。

私もシガちゃんへ質問していいんよね?「シガちゃんにとって写真とは?」


シガ〉写真に関わらずなんですけど、生きているから全てが始まるって思っちゃう。
ただ、今生きていて生かされているから写真があって、それはそれ以上でもそれ以下でも
ないんです。「今日も写真を撮れたな、あー生きていて良かった」って思う。
そうゆう存在です。この考え方よくないと思うんですけどね、毎瞬思ってます。
これが「地に足着いていない」と言われる所以だと自覚しております。

では私も同じ質問をいいですか?「尚代さんにとって写真とは?」

アズマ〉私にとって写真は『写真』でしかなくて、他の何かに置き換えられない存在やなあ。
シガちゃんの考えにも共感できる。「地に足着いていない」仲間やね。


シガ〉今回は新春特大号なので、高橋くんとゆみさんからも質問をどうぞー!

タカハシ〉尚代さんが写真を始めたきっかけはなんですか?

アズマ〉小学生のころから「写ルンです」とかは使っていて写真を撮るのは好きやったけど、
16歳で写真屋さんで働き始めて、写真がドドドドって生活の中に入ってきて。
20歳で東京に来てから写真家さんとお会いする機会が増えて、自然な流れで
自分でも撮り始めたかな。なんか当たり前のように。


タナカ〉尚代さんはいつも何のフィルムを使っていましたっけ?

アズマ〉35mmフィルムは「NATURA1600」。世界がザラツイて見えるので感度の高い
フィルムを使います。
ブローニーフィルムは「PRO400」。ブローニーを使う時は35mmのときより気持ちが
クリアになるので癖のないフィルムがいいなと思って選んでいます。


シガ〉
それでは最後に尚代さんから一言お願いします!

アズマ〉始めたことを続けていくのはなんでも難しいけれど、自分は写真を撮り続けていて
幸せやなあと思うことがあるからこれからも撮ります。

そして、みなさんが撮り続けるお手伝いを、monogramで続けていきます。

2014年もこのメンバーで頑張りますよー!みなさまよろしくお願いします。



記事ここまで


● 【シガmemo】スタッフと話そう!

 みなさんこんにちは、スタッフシガです。
前回のスタッフと話そう!スタッフタカハシ編はご覧いただけましたか?
彼の髪型へのご感想はまだまだ募集していますよ〜!今のところショート派が多いです。



さて、今回私が紹介するのはスタッフタナカです。(以後会話の中ではゆみさん)

シガ〉実は今回、ゆみさんに質問したいことを他のスタッフにも聞いてみたんです。
私も興味があったので、尚代さん(店長アズマ)の質問からスタートしまーす!
ゆみさんが写真を撮るときはどんなときですか?

タナカ〉ん〜〜。
「よし!今日は撮るぞ!」と思って撮る日が多いです。いきなり思い立って
那須に出かけて行ったこともあります。朝起きて思い立ってしまったんです笑
もちろんぶらぶらしながら撮るときもありますよ。そのときはNATURA CLASSICAを
持っている日が多いかな。

何なんでしょうね…私は「光」が気になっていると思うんです。
あとは線と線、形や色、配置、そうゆうバランスに惹かれていて、あくまで自分が
気持ちいいなと思える姿を写しています。だから私の写真は意味を持たせるとかでは
ないんです。
最近は写真であるべきなのかな?と思うこともあって、グラフィックやデザインといった
表現もあるのかなと。今はそうゆうことにも興味があります。


シガ〉表現する方法ってはっきり「ここまで!」と線を引けるものではないですよね、
少しずつ重なっているというか、捉え方は人それぞれですしね。
ところで、ゆみさんが写真を撮りはじめたのはいつ頃からですか?

タナカ〉私もタカハシくんとお同じで高校生の時です。初めて買ったカメラはLOMOのLC-A
です。思い返すとその当時、トイカメラが流行っていたんです。何かでLC-Aの写真を見て
写りが好きだなと思いました。
パソコンの画面で見たような気もするなぁ〜その頃からインターネットを使うようになって
世界が広がった気がします。いろいろな写真を見ることができるようになったので。
(初めてLC-Aで撮った写真をお借りしました)

シガ〉LC-Aですか!ゆみさんもタカハシくんに負けず劣らずお洒落な高校生ですね♡
今使っているNikonのFM3Aはその後買った物ですか?

タナカ〉大学に入学して最初の教材で一眼レフが必要だったのでボディは中古屋さんで、
レンズをビックカメラで買いました。
以前monogramで個展をしたときにNATURA CLASSICAを買って、たくさん人を撮るように
なりました。それまでは私の写真で人が写っているものはほとんどなかったんです。
monogramではみんなが日常的に写真を撮る習慣があるのでつられて撮っています。


シガ〉たしか、私が初めてゆみさんにお会いしたのがその個展の面談の時ですよね?

タナカ〉実は、その前にも一度Re:sさんの展示を見にmonogramに来ているんです。
monogramは前から行ってみたいお店でした。以前働いていたところで「スクエア写ルン
です」を販売していて、プリントのオーダーを聞いてくれるお店と知って興味がわきました。
個展をしたいと思ったときにタイミングよくギャラリーの貸出し募集を見つけて面談へ。
シガちゃんに会ったのはそのときです。 


シガ〉そしてその後タイミングよく「スタッフ募集」があって今一緒に働けているんですね。
なんだか運命的なものを感じてしまうのは私だけでしょうか?!

タナカ〉ちょうどフィルムを現像している現場を見てみたいと思っていました。
それは自分がフィルムを使っているので、より気持ちが強かったです。
今は、お店に置いている革小物や雑貨のセレクトもさせてもらえるので、自分が感じた
「楽しい」や「発見」をお客様と共有できることがすごく面白いです。
自分が「本当にいいな」と思う物をお客様にも共感してもらえたら嬉しくないですか?
自分自身、「こんなのあるんだ!」って発見したときは嬉しいし、お客様にも同じように
思っていただけたらいいなぁ、と思ってます。
シガ〉ゆみさんセレクトの小物ってさりげなくキラっと光っていてお店の隠し味に
なっていますよね。monogramは写真屋さんだけど、写真だけでなく、お客様にお気に入りの
アイテムを見つけていただきたいし、お店でコミュニケーションが生まれていくことが
素敵だなと思います。
さて、ゆみさんから私へ、1つ質問するとしたら??

タナカ〉さっき聞かれてハッとしたので、私も同じ質問をしたいです。
どうゆう時にしがちゃんは写真をとりますか?

シガ〉ん〜この質問はやはり難しいですね。たぶん私は集中したいときです。
対象はなんでもいいのですが、「没頭したい願望」が強いと思うんです。
写真を撮ったり暗室で焼いたりしている間はかなり満たされます。
えへへ。それではゆみさん最後にみなさんに一言お願いします!

タナカ〉私が写真をはじめたきっかけはカメラが欲しいと思ったところからです。
始めてみたらすぐに楽しいと分かりました!迷っていたらぜひカメラを手にしてみてください。


以上、スタッフと話そう!(スタッフタナカ編)でした。

2階のライブラリーに置いてある「みんなのノート」には初めてスタッフタナカが
monogramを訪れた日の足跡があります。記録してあるって、読み返せるって楽しいですね。
ぜひお越しいただいた際は探してみてくださいね。みなさんのコメントも楽しみにしています。


次回の【シガmemo】もスタッフと話そう!です。お楽しみに。


記事ここまで


● 【シガmemo】スタッフと話そう!

みなさんこんにちは。スタッフシガです。


以前にもブログで紹介したFILM PHOTO BLOG はチェックしていただけましたか?
こちらは一日2回更新されるフィルム写真だけのフォトブログで、
アップされる写真はmonogramのスタッフがプライベートで撮っているものです。


スタッフ同士でプライベートな写真を見せあう機会はあまりないので、
いつも一緒に働いているみんなの写真が見られるのは私自身も楽しいです。


今回は、撮影者でもあるスタッフを紹介したいと思います。
記念すべき第一回目は、スタッフタカハシです。
大の牛乳好き。(もう言うまでもないかな笑)猫も大好き。
彼は毎日たくさんのカメラをリュックに忍ばせ出勤してきます。


シガ〉さてタカハシくん、写真を撮り始めた”きっかけ”を教えてください。

タカ〉きっかけは高校生のときにSX-70を買ったことかなぁ。
インターネットで「こんな写真がとりたいな〜」と思う写真があって、
写真やカメラのことを調べはじめたんです。そしたら自分が好きな写真が
SX-70というカメラで撮ったものだとわかりました。見た目もかっこいいし、
折りたためるところも気に入ってすぐに購入したよ。
それまでも「写ルンです」などで写真を撮るのは好きでした。


シガ〉最初のカメラがSX-70ってかなりお洒落な高校生じゃないですか!!
タカハシくんはデジタルカメラもいいものを持っているし、頻繁に使っているけど、
メインはフィルムカメラでしょ?フィルムで撮り続けている理由はありますか?

タカ〉不意に消える事がないからです。物として残したいからという思いもありますね。
以前、お客様で「ハードディスクの写真が全部消えてしまった」という方がいて、
自分が意図しないところで写真がなくなってしまうことが怖いなと。


シガ〉たしかに。その話を聞いた時はスタッフみんなで落ち込みましたね。
自分も同じような経験があって、物として残すって大事なことだと改めて思いました。
タカハシくんのブログのコーナー「カメラとYシャツとタカハシ(仮)」では、毎回いろいろな種類のフィルムを使って撮っているけど、実際にタカハシくんが一番好きなフィルムは
何ですか?

タカ〉Kodak GOLD 400!!
綺麗すぎないし、色がのりやすくてザラつきがあるから、
フィルムっぽさが感じられるところが特に良かった。ベタっとした感じもいいよね。


シガ〉私も好きでずっと使っていました!
悲しいことに今はもう生産終了になってしまいましたが….あの感じいいですよね。
さて、今年は初の個展を開催して一つ目標としていたことが叶ったと思うのですが
次に挑戦したいことがあれば教えて下さい。

タカ〉そうだなぁ〜ちゃんと向き合って好きな人たちの写真を撮りたいです。
恋人写真はすごく憧れます♡
挑戦といえば、4×5とか大判のカメラを使ってみたい!
リンホフとかいいですよね。単純に今一番欲しいカメラはマミヤプレス。
あと、女性で中判とか大きいカメラを持っている方を見るとグッときます。


シガ〉ははは、なんとなく分かる!中判を構えている姿って素敵ですよね。
私はブラックボディのコンパクトカメラを持っている男性にグッときます。
フラッシュが好きなんですよね、私。あっと言う間に話がそれてしまいましたが、
私に何か質問があればこの機会にどうぞ。

タカ〉フィルムとデジタルだったらどちらが好きですが?その理由も!

シガ〉本当に用途に合わせてでいいと思ってます。
この前、FM2しか持っていなくて結構大事な記念写真を通りすがりの方にお願いしたら
ピントが合っていなくてガッカリしてしまって、改めてそう思いました。
保険をかけるのも大事ですね、iPhoneで撮っておくとかね。
あと、私ベタ焼き作る時間が一番好きなんです。そうするとフィルムを使う用途が増えるという感じです。


シガ〉それではタカハシくん最後にみなさんにひとことお願いします。

タカ〉数撮ろう!!とにかく撮ることが大事だと思います。
たくさん撮る事で、単純に楽しいし、見返すときも数があったほうが楽しいと思います。

楽しいって気持ちがすごく大事ですよね、そして数撮ることをタカハシくんは
実践しているからすごいと思います。いつも焼き増ししてくれてありがとう。

最近、世論に負けて髪を切ったタカハシくん、私は短い方が好きですよ!
みなさんはいかがですか?ぜひお店で声をかけてくださいね♡

次回のシガmemoもスタッフと話そう!です。お楽しみに。


記事ここまで


● 【シガmemo】いい写真はいいモノ

みなさんこんばんは。スタッフシガです。



ひとによって『いいモノ』の捉えかたは違うと思うのですが、
私にとってのいいモノは「いかに自分の生活に落とし込めるか」という点で決まります。


そのものも使いやすさや、持っていることでの満足感
それを得られるのであれば、少しぐらい高価でも手に入れたいし
お買い得な価格ならなおさら嬉しいです。



でもそれは、手に入れてさらにじっくり使って初めてわかること…。



カメラにも言えることで、結局は使ってみないとわからないものです。
好きなフォトグラファーと同じカメラを手にしてみても
なんとなくしっくりこないなんて事はよくあります。



できれば写真も日々の生活に落とし込みたいです。
壁に飾ったり、差し上げたり、アルバムを作ったり….。


手にとれる形にすることで写真も『いいモノ』になります。
願わくば一緒に過ごした人にもそう思ってもらえたら嬉しい、
この写真を持っていて良かったと思ってもらいたいです。


【Kodak TX400×NikonFE 2013.8】


甥っ子と一緒に遊んだ日は家の柱に身長を書き込みその後は記念撮影。
頻繁に会えるわけでないので写真を並べて成長が見てとれるのが楽しいです。

彼らにはたくさんの写真を、いいモノを持っている大人になってほしいと思っています。



記事ここまで


● 【シガmemo】時差ぼけ。


みなさんこんにちは。スタッフシガです。
先週までお休みをいただき、しばらく旅行へでかけていました。
ようやく時差ぼけから解消され、夜眠れるようにまで回復いたしました。



〈今回訪れた場所〉


「25歳までに10カ国!」という目標は今回の旅行でなんとか達成できました。
陸路で国境を越えてみたいな〜と思っていたので、
①フランスースペイン間は夜行列車での移動にチャレンジ!
②バルセロナーベネチア間はLCC航空を利用して空路で→③は鉄道でコツコツと移動。
無事に帰って来れて本当に良かったです!




さて、今回持っていったカメラはNikon FM2とSONYのNEX5の2台です。

観光地で、世界中の方がmade by JAPANのカメラをぶら下げている様子をみて
なんだかすこし誇らしくなりました。
〈SONY NEX5〉

旅行中さまざまなアクシデントがありましたが、その中でも一番痛かったのは
FM2のシャッターが切れなくなったことです!!汗


旅行前や大事なイベントがあるときは事前にメンテナンスが大切ですね。
みなさまお気をつけください!!

〈Nikon FM2×PORTRA400〉



〈Nikon FM2×PRO400H〉


旅行の写真といってもフィルムで撮った写真たちは全くそれらしい物がなく
旅のストーリーもへったくれもありませんでした。
学生のころからよく先生にしかられてました、すみません。


撮りたいものは、どこにいってもあまり変わらないのかもしれません。
変わらないからこそフィルムで撮ることの意味が自分にはあるのだと思います。



ぼんやりとそんなことを考えていたら、素敵な企画が始まっていました。
全部がフィルムで撮られた写真を紹介するブログです。これからスタッフの
写真がどんどん更新されていきます。ぜひチェックしてみてくださね。



記事ここまで


● 【シガmemo】壁を彩る


みなさんこんにちは。スタッフシガです。
私は今ローマにいます。旅もそろそろ終盤です。




「百聞は一見にしかず」
今回の旅はこの一言に尽きます。

教科書や資料集、たくさんの旅行雑誌、
今まで目にしていたはずの写真と
今、自分の目の前に広がる途方もない光景は
全く別ものなのです。

こんなこと言い尽くされていることだけれど、
改めてそう感じました。




こちらの街は天井のない美術館。
有名な建築や彫刻でなくても、いたるところで作品に魅せられます。

街で生活している人は遺跡の中に住んでいるようなもの。
彼らの部屋に足を一歩踏み入れれば壁中にお気に入りの絵画や写真でいっぱいです。




私も壁に写真を飾るのが好きなので、好きな絵や写真を、
そして重たいけれど額まで買ってトランクに詰め込んでいます。





みなさまも気に入っている写真で壁を彩りませんか?

Lサイズならプリントキャンペーンがおすすめです。
この際2Lサイズや、思い切って6Pサイズに引きのばすのはいかがでしょう?
手もとで見ていると大きく感じる6Pサイズも壁掛けにはぴったりです。






みなさまの毎日とともに写真がありますように...それではまた。


記事ここまで


● 【シガmemo】しっかり写ってルンです!


こんにちは。先週、スタッフと夜のBBQを決行!!
私は「写ルンです」と「FM2」の2台を持っていきました。





今でもよく使っている「写ルンです」ですが、持っていると
「これまだ売ってるんだ!」なんて声をかけられる今日この頃....
悲しいけれど、だからこそ声を大にしておすすめしたい一品です。



軽いのとお値段がワンコインなのも魅力的。
中のフィルムはISO400ですがフラッシュをたけば暗い場所でもこんなに写ルンです。
〈上3枚の使用したカメラ:写ルンですCOLORS フラッシュ撮影1〜3m〉










ラストはやっぱり花火ですよね。私は今年初めての花火で大興奮!
〈上2枚の使用したカメラ:NIKON FM2 フィルム:Venus800〉

思い出は見返すことでさらに濃くなる強くなる、そうゆうもんです。









さて、私事ですが明日からお休みをいただいて旅に出ます。


しばらくの間お店でお会いできないのが寂しいですが、
旅先の出来事や風景をTwitterやブログでお伝えできたらと思っています。


どんな旅になるかワクワクドキドキ。
それではまたお会いできる日を楽しみにしています。



スタッフシガ



記事ここまで


● 【シガmemo】夏は思い出。

気がつけば、あっという間に出会って10年ということで、
高校の同級生と記念に大人の修学旅行へ。








写真を撮り始めたころ、私のレンズの中は彼女たちでいっぱいでした。
自分が撮りたいものは昔からずっと変わらず、好きな人の時間です。









撮っていてよかったと思う写真が今も手もとにあるのだから
今日という日もシャターボタンを押さねばと思います。
















撮ってさえいればいいと思う、形にするのは簡単なこと。
時々でいいからちゃんと撮ることも、撮られることも必要です。







それではまた。スタッフシガ
〈使用したカメラ:水中カメラ NIKON FM2〉


記事ここまで


● 【シガmemo】in the store.

お店にいると毎日がとにかく刺激的です。



私で言えば趣味の旅行や登山の話、
時にはファンデーションの色の相談にだってのってしまいます。

「今日はあなたと出会えてよかったわ!」とハグ。
遥々、海をこえていらしたお客様とのお話も大好きな時間です。



先日、あるお客様から一冊の本を手渡されました。
「この本はきっとあなたも好きだと思うから読んでみて!」と。

女性の年齢に言及するのはいけませんが、
ゆうに半世紀を越えて私のもとにやってきたこの本をみると感慨深いです。
写真を撮ることは単に手段であり、きっとどこかに目的があるはず。
写真を通じてそのお客様と出会えたことも然り。


撮ることの先にあるものは何か、
お客様のそんなお話を聞けたりすると、
少しでもお手伝いができたらなと思うばかりです。



スタッフシガ
『お嬢さん放浪記 犬養道子著』




記事ここまで


● 【シガmemo】アンダー撲滅活動〈Ektar100編〉


 こんにちは。今週は予告通り「Ektar100編」をお届けします。


プリントしている感想はとにかく色が鮮やかで、こってりした色味が特徴的です。


このフィルムは映画用のフィルムテクノロジーを取り入れて開発されているそうです。
また、高倍率の引き伸しや高解像度でのスキャニングやデジタル処理を行うにも最適!
とのこと。新しいフィルムはデジタル処理のことまで考えられているんですね。ビックリ!

〈カメラ:Flexaret 鶲 撮影:masaさん〉
〈カメラ:Rollei 35s Sonnar 40mm f2.8 撮影:masaさん〉

少し明るくしても色がどっしり出ます。今の季節、日差しが強くて
日中はISO400だと絞らなくては撮れないカメラもありますよね。
ボケを楽しみたい方はISO100や200がおすすめです。


ポートレイトだとこんな感じです。25歳の記念にお客さまが撮ってくださいました。

〈カメラ:Rollei flex f3.5 撮影:ヨネダさん〉

ローライとEktar100の組み合わせが私はすごく好きです。何とも言えない色合い
と雰囲気がでますよ。レンズの種類によっては肌の色が真っ赤になりますので、
やはり、レンズとの相性はありますね。



お店でもEktar100を販売することになりました。まだ使ったことのない方は
ぜひお試しください。夏は写真を撮る機会も増えると思いますので、どんどん
新しいフィルムにも挑戦してみて下さいね!!


スタッフ シガ



記事ここまで


● 【シガmemo】アンダー撲滅活動〈PRO400H編〉

梅雨は終わったのでしょうか?気がついたら7月に突入していました。
こんにちは。アンダー撲滅委員長こと、スタッフシガです。
私の一番好きな季節、夏到来!旅行や楽しいイベントが目白押しですね。


昨年の夏、私は400Hを初めて使いお恥ずかしながら失敗に終わりました。
アンダー撲滅、撲滅と言いながら仕上がった写真はアンダー気味?というものでした。
お客様のお写真で見ていた、400Hの綺麗な青みやクリアな感じが皆無!


この失敗から学んだことをあくまで私の独断と偏見でお話させてください。


400Hをプリントしていて感じることは、他のフィルムと比べて露出にシビアということ。
さすがPRO仕様だけあって素晴らしいフィルムなのですが、
その分少しでもアンダーよりに撮影してしまうと、持ち味が出にくい気がします。
(もちろんレンズや撮影環境によって異なりますよ〜)

もともとこのフィルムはシアンが濃い(強い)フィルムなので
どうしても曇りの日や日陰などでは暗い印象になりがちです。

撮影するときは明るめに、たっぷり露出をとって撮影するのがコツだと思います。
特にシャドウを潰さないということが大事な気がします。
暗いよりは絶対明るく撮る方が確実です。


さて、そんな400Hを上手に愛用しているお客様の写真をご紹介。

このお写真は石垣島に旅行で撮影されたお写真だそうです。

Q.どうしてこの時は400Hを選んだんですか?
A.いつもISO400のときは400Hを選んでいて、爽やかな青が気にいっています。

Q.400Hで撮るときに気を付けていることはありますか?
A.露出は常に+1段ぐらい明るく撮ります。
   そうしないと青がどんよりしてしまう気がするので。

最後にひとことお願いします!
とりあえずオーバめで!迷ったらオーバーめで撮って下さい!
撮影者:シゲさん Flickr
プリント担当:シガ
使用したカメラ:HASSELEBLAD CF50 f4


フィルム選びに迷ったら私を呼んで下さいね。次回は〈EKTAR100編〉をお届けします。お楽しみに〜





記事ここまで


● 【シガmemo】人生が写真であふれますように。

みなさんこんにちは。6月19日に行われた「未来の写真 未来のカメラ」、
実は私パネラーとして、ちょっぴり登場させていただきました。

いつもお店に来て下さるお客様からの「お疲れさま〜」と労いのお言葉、
とても嬉しかったです。ありがとうございました。



トークショーの中では技術が進歩しても、
誰もが写真を大事に思う気持ちは変わらないのではないか
というお話が聞けて嬉しくなりました。

新しい保存方法や楽しみ方にもどんどん挑戦していきたいです。
私の中では特に、30days Albumさんの写真を共有できるしくみに期待大です!



トークショーの後、ふとある出来事を思い出しました。

すこし前のこと、よく来てくださる方がフィルム1本をもってご来店。
「今日はすぐに仕上がりますよ!」とお伝えすると、


「そんなにいっぺんに楽しいことがあったらつまんないから」と一言。


「現像も、引き取りも一日で終わっちゃったらつまんないから、
引き取りは違う日まで楽しみをとっておくよ。」とお話してくださいました。


未来はもっと簡単に、そしてもっと早く色々なことができるようになると思うのですが
その方の、ひとつひとつのことを楽しみ、待ち遠しく思う気持ちが素敵だなと。

そうゆう気持ちを忘れたくない!忘れないぞ!思っています。




ちょうど一年前のブログでも今日と似たようなことを考えていて、
あっという間に今年もひとつ年をとりました。
何年経っても現像から上がってくるネガを待つドキドキは変わりません。
これからも写真を好きでいられますように....



スタッフシガ


記事ここまで


● 【シガmemo】未来のカメラ



初めて自分のカメラをもったのは小学6年生の時でした。
30万画素の今でこそおもちゃのようなデジタルカメラでしたが
写真を撮るのが楽しくて毎日ワクワクしていました。


次の年、200万画素のデジタルカメラを手にした私は
写真の綺麗さに腰が抜けそうになったのを覚えています。

マウスを転がし画面の中の写真をどこまでも、どこまでも拡大していました。


あれから13年やそこらで
携帯電話のカメラですら300万画素の時代....本当にすごいスピードですよね。



写真は技術の発展とともに歩んできた芸術ですから
これから先もカメラや写真に関わる技術が進化するにつれて
さらに新しい世界がひらけると思うと私はとても楽しみです。



今回は6月19日(水)に開催されるトークイベント「未来の写真・未来のカメラ
を紹介したくて、私も「未来の写真」のことを少しだけ考えてみました。



未来のことを考えながら過去へとさかのぼり、両親の新婚旅行の写真を発見!
今の私と同じ年齢の母....
少し色あせはあっても、すごく綺麗な写真に驚き、
改めて百年プリントってすごいなと思います。


私は、写真は未来へ残していくものだと思います。


スタッフシガ


記事ここまで


● 【シガmemo】アンダー撲滅活動その3

 
みなさま、こんにちは。アンダー撲滅委員長のスタッフシガです。



先週の土曜日に、密かに行っていたこの活動を
カメピラジオで取り上げていただきました。
自分の口から説明することができて感無量!!ありがとうございました。



ラジオの内容は主に、アンダー撲滅活動『その1』『その2』の解説でしたが
今回告知していた「ネガを見てみよう」の内容にも少し触れてみました。



ではさっそく本題へ。
今回は撮影の「次に繋がる」をテーマに「ネガ」についてお話します。
前回のネガ(①②)は、どちらが暗くてどちらが明るいかわかりましたか?



①(黄色い丸で囲ったコマ)
ネガ自体の色は濃いけど.....?




正解は露出過度(オーバー)なネガです!
撮影の段階でオーバーに撮ったネガを機械に入れてスキャンすると、
もやっとした感じになったり、黄色く濁ることがあります。
オーバー(明るめ)に撮影したネガは何もしなくても
明るくプリントされるわけではありません。
(スキャンする機械によって違いますので、あくまでmonogramの場合です。)


濁りをできるだけ取り除くように明るさを明るくし、色も補正しました。
この写真は手動で色や明るさを補正したほうが私のイメージに近づきました。



②(黄色い丸で囲ったコマ)
ネガ自体は薄いけど.....?



正解は、露出不足(アンダー)なネガです!
自動補正なしでスキャンしました。何もしないとザラザラが目立ちますよね。


一見アンダーに見えるのですが、この写真は私が「撲滅したいネガの状態」ではありません。
なぜなら、明るさを暗くして、黒を締めてプリントしようと思って撮影していました。
写したいのは光の部分だったので、明るさを落とし、青い光を強調しました。
こうすれば、仕上げたかったイメージにぴったり!



プリントされた写真が思い通りの仕上がりになっていない時は、
まず、ネガをじっくり観察してみましょう。イメージに近づけるためには
撮影の露出を変えるべきか、プリントのオーダーを変えるべきか、
ゴールへの糸口が見つかるはずです。


さらに、ネガフィルムの撮影のコツは、少し濃いめのネガを作ることです。
よく「+1/3」で撮影すると良いと言われています。

....と言われても、実際の撮影中に+1/3を考えるのって大変ですよね。


まだフィルムカメラに慣れていない方におすすめなのが、
PORTRA160のフィルムを装着して、カメラをISO100設定にして撮影する方法です。
自然と少し濃いネガが仕上がりますよ。〈感度設定が個別に出来るカメラに限ります〉


ISO100だと感度が低いのでは?と思うかもしれませんが、
夏のように日差しが強い屋外では高い感度(800や1600)のフィルムを使用すると
オーバーすぎることもあります。(知らない間に濁りの原因に!)
晴れの日の屋外で一本使い切る意気込みで試してみてくださいね。



今週はここまで〜さようなら。













記事ここまで


● 【シガmemo】アンダー撲滅活動その2


こんにちは。アンダー撲滅委員長のスタッフシガです。



前回のブログを読んでいただけた方はご存知の通り、

みなさんと私の合い言葉は一つ、
『「どんな写真を撮りたいか」を思い浮かべてみよう!
 そうすれば自ずと「どこで」露出をとるかが見えてくる』です。



さて、5月に入り東京は夏のような日差しを感じるようになりました。
太陽が真上からギラギラするような日差しのときは
日向と日陰の露出差が大きいので露出をとるのがすごく難しい。

「こんなはずじゃなかったァンダーー!」に出くわした経験のある方は多いと思います。

例えば、こんな感じ....
すごくいい天気で露光もばっちりだったはずなのに、なんか色が薄くてザラザラ。



撮りたかったイメージとは違ったという方へ
実はこれは、
後ろの明るい光に惑わされて露出をとってしまったために
陰の部分がほとんど見えないネガ状態。


「白黒はっきりつけたいぜ!」という方はこれでよし!ですが、
「左下の人を撮りたかったのに...」という方にとっては完全にアンダーなネガです。

こうゆうシーンの撮影で全体を見えるようにするためには、
日向と日陰の露出をはかり中間の値で露出をとるのがおすすめです。



更に、よくある例をもう一枚。
夏は日差しよけが多いですよね、例えば「帽子をかぶった人」とか「パラソルの下」とか。

こちらは全体的には適正にプリントしましたが、
お店の中を見ていた方にとっては、一番見せたい部分が日陰で真っ黒です。



問題の店の中が見えるようにプリントすると、
全体的に、かなり明るめの仕上がりになってしまうのです。屋根が真っ白。

かなり明るめやハイキーの写真がお好きな方には結果オーライ!ですが、
落ち着いた写真が好きな方はイメージと真逆の仕上がりになってしまいます。


急いでいて、ついつい真ん中で露出をとってしまう方、夏場は特に危険です。
「こんなはずじゃなかったァンダー」に出会わないためにも
頭の片隅にわたしとみなさんの合い言葉を.....。


使用したフィルム:PORTRA160
撮影・プリント担当:シガ




〈次回の予告〉
実は、先日行われた「プリント相談室」にちゃっかり参加させていただきました。
意外とみなさんネガを見ていないということがわかり、
次回は撮影の「次に繋がる」をテーマに「ネガ」にスポットをあてたいと思います。

①と②はプリントすると、どっちが暗い?どっちが明るい?

わかった人もわからなかった人もまた再来週〜!












記事ここまで


● 【シガmemo】アンダー撲滅活動その1

こんにちは。 アンダー撲滅委員長のスタッフシガです。
もちろん表現は自由です。
決してアンダーな写真がダメ!というわけではありません。
「うっかりアンダー」「こんなはずじゃなかったアンダー」
を減らしたい一心で勝手に活動しています。
温かく見守っていただけると嬉しいです。
さて、逆光の写真はフレアが綺麗だったりして好きなシチュエーションですが、
プリントしていると、苦戦している方が実はとても多いです。
こんな感じにふわっと柔らかく光に包まれたような写真にしたいだろうな〜
と思う写真でも、露出を撮る位置がずれてしまうとなかなか上手くいかないものです。
大切なのは「どんな写真を撮りたいか」を思い浮かべることではないでしょうか。
そうすれば、自ずと「どこで」露出を取るかは決まってくると思います。
さて想像してみてください。
(大まかに´↓と露出をとる箇所を分けてみます。)
 *光の量が少ない順に´↓と並べています*
一番光の量が少ない左頬( 砲馬出をとると背景()がかなり明るくなります。
かなり明るめ、ハイキーな写真にしたいときはおすすめですが、
後ろからの光()がかなり強いと背景が露出過度(オーバー)になります。
後ろからの光()で露出をとると肝心のお顔は露出不足(アンダー)ぎみ。
落ち着いた写真が好きな人や人の輪郭を大切にしたい方にはおすすめです。
この二つはとっても極端な例ですので、こんな話ばかりしていると
「明るくしたいけど背景が真っ白なのはちょっと.....」
「せっかくの表情が見えなくなるのは嫌だな!」
という声が聞こえてきそうですね。
そんな方には△筺岫,鉢△隆屐廚馬出をとるのがおすすめです。
そうして撮った写真を明るめにプリントするとこんな感じです。
撮影者:坂田くん
使用したフィルム:PORTRA400
プリント担当:シガ
逆光の場合、露出補正機能のあるカメラでは+1、+2補正で撮影すると
上手くとれますよ!
さて、引き続き次回も写真撮影のコツをお伝えしたいと思います。


記事ここまで


● 【シガmemo】自然な感じってどんな感じ?



「写真って目で見たように写らないじゃん」
と言われることがあって


そうゆう時はきまって、
「目で見た世界しか写せないなんてつまんないな」


と、私は思います。
よく耳にする「写真」という漢字についての話(真実を写す?)や
記録装置としての写真の力は大きくうなずけるけれども、


カメラと目は違うじゃないですか。
一番の違いはレンズの数。


ひとつのレンズで物を見るからこそ
ピントを合わせたりぼかしたりできるわけで、

目で見たものに近づけるのもよし、
そうでない部分に大きな光をあてるもよし。

写真に限らず、想像をとびこえるような作品に出会いたいです。




先日、ベトナムへ出かけていたことは前回のブログでお話しました。

撮ってから現像するまでかなり時間をあけてしまったのですが、

久しぶりにみた写真の中のベトナムは
実際に目で見た風景よりも
私のイメージの中のその場所に近く感じました。


たまに目で見た色味に近づける方がむしろ不自然に感じることがあります。


カメラにモノクロフィルムを入れたとたん
シャッターを切ったものは全部モノクロームの世界になるし
400Hを装着すれば、目の前には青い世界が広がってくるから。




スタッフシガ


〈使用したフィルム〉vista400
今なら春のフィルムキャンペーンがお得です。








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● 【シガmemo】エイプリルフール。

こんにちは、スタッフシガです。


先日、ベトナム行きの飛行機に飛び乗ったはいいものの
悪天候で結局1時間もの遅れに。


いつ飛び立つかわからない中で
暇を弄んでいた私はふと、飛行機会社の雑誌を手にしました。



「旅と本 バッグの隙間に忍び込ませたい1冊」
というテーマで書かれたエッセイで紹介されていた写真集、
「NY1980」がとても気になっています。
こちらは写文集で1980年代をニューヨークで暮らしていた著者が
当時撮りためたモノクロ写真に30年後の回想文を添えるという物語。



偶然見つけた文章は10代のわたしの憧れの人のものでした。

雑誌の中で輝いて見えていた彼女が失言語症だったこと、
「まるでモノクロの世界を眺めているようだった」という当時と
「過去といまと未来を接続するライン」という写真集の言葉が印象的で、
私たちは写真を通じて「過去といまと未来を接続する」のだと思いました。




この旅行の間考えていとことは、
本当に自分の当たり前なんて当たり前じゃないな
普通ってふつうじゃないなということ。


例えば、おつりがきっちり返ってくるとか
トイレットペーパーを便器に流すのを躊躇しないとか
雪の日でもヤマトのお兄さんが集荷にきてくれるとか
そしてもちろん言葉が通じるとか...



わたしにとって旅行とは
日常を見つめ直すこと
ぼやけていた部分に目を凝らすこと

頑になっていた心をゆるめる
いわば毛穴をひらくような作業
そんな時間だということ




大竹昭子著 赤々舎






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● 【シガmemo】VS X線

 こんにちは。スタッフシガです。



東京でも桜が咲き、待ちに待った春が!!
花粉症のスタッフも多いので大喜びとはいきませんが、私はとても好きな季節です。



最近、学生のお客様の卒業旅行のお写真をよく見かけるようになりました。
これから春休みなどを利用して海外旅行に出かけるかたも多いのでは!?


フィルムユーザーのみなさまは手荷物検査にご注意を☆



感度が高いフィルムはX線を浴びてしまうと
感光してしまい、写真がキレイに写らなくなる危険があります。


感度は数が大きくなるにつれて光に敏感に反応します。

感度が高いフィルムは室内でもフラッシュなしで撮影できたり、
NATURA1600は夜桜など暗い場所でも撮影できるのが魅力です。
そのため、X線のような少ない光にも反応してしまうのです。


最近はフィルムカメラを使う人が少ないため、
海外の空港ではちゃんと説明しないとわかってもらえません。

手荷物検査の時は、他の荷物のようにカゴに入れずに
係の人に手渡しすれば大丈夫です。

私はよく「電源入れて!」と言われたり(ディスプレイを確認しようとする)
「外蓋を空けろ!」みたいな動作をされることがあります。


日本の空港のX線はISO1600で感光しないものもあるようですが
基本的にISO400以上のフィルムは手荷物で機内に持ち込んでくださいね。

今まで私が見たX線の影響を受けたフィルムの特徴は、
現像後のネガが変色して像が薄くなってしまったり、
波打ったような光の跡が出たりします。


みなさまの楽しい思い出が写真に残りますように....♡





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● 【シガmemo】温度のはなし。

こんにちは、スタッフシガです。


窓からの光で目が覚めて、
「きっと外は暖かいんだろうなぁ」と着替えをすませて玄関を開ける、
思ってもみなかった寒さにはっとする。


そんな経験ありませんか?
私はよく色に騙されています。だから冬は苦手です。

どうして外が暖かいと思ってしまうのでしょう、


色に対して持っているイメージがありますよね。
暖色、寒色など。「なんとなく右の方が暖かそう...」とか。
左はひんやり静かな美術館にも見えるし、右は光が差し込んで暖かさえ感じます。






同じ写真でも色が変わるとその時に感じた温度まで変わって見えます。



カラーバランスを変えると明るさの印象も変わってしまう。
だからプリントって面白いんです。










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● 【シガmemo】一年前の今日。

こんにちは。スタッフシガです。


昔から「こうあるべき」とか「こうでないとダメ」という考えが苦手です。

よくゆう「自分らしい」なんて
もう「私らしい」に囚われてしまいそうで息苦しい

ときにこだわりとは厄介なものです。


写真も同じで、空やカプチーノや小さいサボテンを撮ってもいいし
何十年後にしみじみ見返すために在ってもいいと。

「写真はこう在るべき」なんてものは一つもないし
写真が「現実」を写さなくてもいいと思う。

デジタルカメラでもいいしフィルムカメラでもいいし、
カメラはただの道具なのですから、
それを選ぶことから楽しめたらいいですね。


カメラを構えたとき「どうしてフィルムなの?」と聞かれませんか?
「かっこいいね!」なんて言われるとなんだか気恥ずかしいです。

だって私の場合、ものを直ぐに失くしたり壊してしまうので、
物理的な要因が一番の理由なんですもの。


クローゼットの中のフィルムの存在感といったら
失くそうったてそうはいきませんね。


Arrivederci! アリヴェデルチ!







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