ヨーグルトを毎日食べているせいか、鼻炎がすっかり落ち着きました。
こんにちは、スタッフタカハシです。
みなさんさまざまなカメラを使っていて、自分のカメラでも何に使うかわからない部分や
機能ってないでしょうか?
今回、そんな疑問を払拭し、さらに自分のカメラへ愛着をもってもらうべく書きたいと思います。
ちょっと文章が多いですが、読んでみるとちょっとした+αになりますよ。
・ミラーアップ機能
まずは一眼レフカメラによく付いている「ミラーアップ」という機能。
昔の広角レンズはレンズの後ろが長く。そのまま付けるとミラーに当たってしまうため、
ミラーアップして当たらないようにしてから装着するという方法でその問題を解消していました。
左が通常のミラーが下りている状態、右がミラーアップしている状態
その後はレンズの構造が代わりミラーアップをしなくても装着できるようになりましたが、
ミラーアップという機能が付いているカメラは現在も多くあります。
だいたいはレンズ付近に付いているレバーを動かすとミラーアップした状態にすることができます。
左は「OLYMPUS OM-1」、右は「Nikon F3」のミラーアップレバー
現在は天体撮影や顕微鏡レベルの高い倍率の撮影など、少しでもブレを抑える必要がある撮影の際、
ミラーがカタンと上下に動く振動によるカメラのブレを減らす為に使われています。
なのでフィルム一眼レフのみならず、現在のデジタル一眼レフにも搭載されている機能です。
ただ一眼レフはミラーへの反射でファインダーに像を写しているので、ミラーアップした状態では
ファインダーは真っ暗になってしまいます、構図等を決めてからミラーアップするよう気をつけましょう。
・露出補正
露出オートの付いたコンパクトカメラや一眼レフどちらにも付いている露出補正という機能。
「+(プラス)補正」と「−(マイナス)補正」ができ、「+補正」をすると明るく、
「−補正」をすると暗く写すことができます。
みんな大好き「NATURA CLASSICA」にも露出補正機能はついています。
晴天の雪のある景色や太陽を背景にした逆光の時は、カメラは雪に照り返された光の明るさや
背景の太陽の明るさで露出を測ろうとするため、明るさを抑えようと働きアンダーになりがちです。
そのようなときに「+補正」を使うと明るめに撮ってくれるため、雪は明るく白く、太陽の手前にある
被写体は黒く潰れにくく、アンダーにならずちょうどいい露出で撮影することができます。
逆に被写体に黒いものが多く入ったものを撮影する際には、カメラが明るく撮ろうとしてしまうため、
そのときには「−補正」をして撮ると丁度いい露出で撮ることができます。
といった具合にカメラには実際使う機会はなくても、知っておくとちょこっと役立つ機能が付いています。
1つ1つの説明が長くなってしまうので、今回はここまで。
次回もいくつかご紹介しようと思いますのでお楽しみに!
※以前のカメラの使い方に関するブログ記事もぜひご覧になってみてください。