こんばんは、スタッフタナカです。
前回は衣替えのブログを書きました。
季節の変わり目は、なんとなく買物したい気持ちも高まるのはなんででしょうか。
店頭では、ストラップを新調しにいらっしゃるお客様も。
衣替えをすると、新しく出すものがある分、しばらくしまっておくものもありますよね。
さて、
皆さんは、しばらく使わない革小物はどうやって保管していますか???
私は......
正直に言うと、何もしていないです。(正直!)
革のストラップも革靴も、革のかばんも、革のお財布も、
使わないときはそのまま靴箱、棚や箱の中にしまっています。
お手入れしなきゃなぁと思いつつ、やっていないのが現状です。
でも、きっとそういう方も多いのでは?!!!(そんなことないかしら...)
だけど本当は、本革だからこその艶が出たり色が変わってきたり、
育てていく楽しみももっと味わいたい。
monogramのストラップも、上質な革を使用しているので、その楽しみをもっともっと味わってほしい!
そこで!
今回、monogramのほとんどのストラップを作っていただいている「
ROBERU」さんの工房にお邪魔して、
革のお手入れについて、岩元さんと杉原さんにお伺いしました。
A.丈夫なこと。育てる楽しみがあること。
大切に使えば、何十年と使えるところがいいですよね。
Q.お手入れはしたほうがいいですよね?
A.どうしても、革は長く使用すると傷や汚れがつくこともあります。
でも、本革で鞣すときにオイルをしっかり含ませている革であれば、
あまり手入れをしなくても、自然と艶が出て来て傷も目立たなくなるんですよ。
ROBERUの革もそうです。
Q.どれくらいの頻度でお手入れするのがいいのでしょうか?
A.定期的にという目安はありません。
目立つ傷や汚れがついてしまったとき、衣替えなどで長期使わないときなどに行うのがおすすめです。
Q.お手入れ方法を教えてください!
A1.傷がついてしまった場合...
まずは革の表面についているホコリやゴミを取り除きます。
柔らかいブラシなどでそっと払ってください。
その後、優しく乾拭きするだけでも傷が目立たなくなると思います。
A2.長期保管する場合...
革の表面についているホコリやゴミを優しく払う点は同じです。
その後、革がよく乾いていることを確認し、革用の保護クリームを薄く塗ります。
主な目的は乾燥を防ぐことです。保護クリームは、植物由来のものがおすすめです。
塗る量はほんの少量。それを薄く優しく、布などで伸ばしていきます。
塗り立ては少し色が濃くなりますが、時間がたつと馴染んでいくと思います。
クリームを厚く塗ってしまうと、クリームが固まり、ヒビ割れの原因になりかねません。
なので、少量を薄く優しくです。
ありがとうございます!!
いかがですか?ご参考になりましたか?
今回お伺いした内容は、ROBERUさんの製品についてなので、
他のメーカーさんの革や違うタイプの革(スエード、色のつけかたの異なる革など)は
お手入れ方法が異なるものもあるそうです。
お取り扱いには充分ご注意ください。
(まずは目立たない箇所で試してみることをおすすめします)
上質な革であれば、お手入れもとてもシンプル!
(革自体を作る時点で、手間がかかっているからなんですね!)
また、保護クリームは塗りすぎない方が良い、ということが新鮮でした。
衣替えと同様、革もお手入れして大切に保管してくださいね。
そして、ぜひ長く使ってくださいね。
私もさっそくやってみようと思います!!!