● 【シガmemo】ウインナーコーヒーの秘密。

みなさま、こんばんは。
毎度おなじみシガmemo担当、不良スタッフとは私のこと...志賀美穂です。




予告はしつつも不定期更新ですみません。



いつも読んでくださっているみなさま、本当にありがとうございます。




先日、スタッフタナカの展示「燦々」を見にお店にひょっこり顔をだしたら、
「志賀ちゃんは今はどこかに定住しているんですか?現在は山にいるのかと思ってました。」
とゆみさん言われてハッとしました。


そこだけ聞くとなんだか仙人みたいでカッコいいなぁ〜と思ってしまい、
近況報告をすっかり忘れるところでした。



私は9月後半に標高1500m、長野県と群馬県の県境ですごしてきました。
近くの山にもちょっとだけ登りました。そして10月の初めに自宅にまっすぐ帰り、
現在はウエストサイドトーキョーで楽しく暮らす定住民族でございます。




とは言え、思い立ったが吉日スタイルは相変わらずで、
これからは拠点を持ちつつ、近くに楽しい場所をみつけて出かけようと思っています。




旅先の写真も貯まってきたので、最近のぶらり旅の様子は次回のブログで詳しくお話します。
題して「旅×にっぽんの”このへん”」編です。







どうぞお楽しみに。


*****************


それでは、今日の本題「旅×たべもの」編のお話はここから。

どうぞ最後までお付き合いくださいね。







ところで、みなさんはどんな料理が好きですか?
私は「シンプルなスパイスとほんの少しの隠し味」が一番好きな調理法です。



料理に限らず、人生を楽しくするのも上質なスパイスが肝心。



旅で言うならば、「想像とちがう!」こと、つまりこの驚きは大切な〝隠し味”ではないでしょうか。


一癖二癖あるからこそ、味に深みが出てくるっちゅーもんで、
「想像とちがう!」は、想像よりもっと良ければ幸せな体験になるはずです。




幼いころ、喫茶店で母が「ウィンナーコーヒーをください」と行った時、
私が思い浮かべたのは、黒いコーヒーにぷかぷか浮かぶ細長い”あれ”でした。




「大人ってずいぶん変わったものを飲むんだな」と小さな私は怪訝な顔をしていたことでしょう。
ところがどっこい、湯気を纏って母の目の前に運ばれてきたカップの中には、
私の「想像とちがう」それはそれは美味しそうな飲み物が入っていました。



「ソーセージが入っていると思った?」と母がニヤっと笑った顔をよく覚えています。




言わずもがな、このウィンナーは”Wiener”であって、「ウィーン風の」を意味します。
ウィーンにて、さっそく例の"Wiener Kaffee"を注文してから私はそんな昔話を思い出していました。



ウィーン美術史美術館内のカフェにて]
なんだか口の周りが真っ白でごめんなさい…。私の興奮は伝わりましたでしょうか?


何しろこの美術館の美しさといったらもう、館内のドアを開けた瞬間から息をのむ連続。
コーヒーを頂く前から、もう既にお腹いっぱいなのは否めません。



今ちょうど、貯蔵の一部がBunkamura ザ・ミュージアムにて展示されているみたいです。
11月22日(日)はお得な割引があるようなので、週末のデートにいかがでしょう♡

詳しくはホームページでチェックしてみてくださいね。





それから、のんびりできたウィーン観光では教会のミサに参列して
ウィーン少年合唱団の歌声を聞きました。あれはなんでしょう…
言葉にならない感動があります。まさに天使の歌声。



週末は蚤の市ナッシュマルクトにてウィンナーシュニッツェルを。




旅先で食事の楽しみといえば、気に入った料理を自分のレパートリーに追加することです。
食べた時の味を思い出しながら作ると、もう一度旅をしたような気分になります。



とりわけ、パリでは自炊していたので毎日スーパーのはしごが日課でした。


[思いがけず見つけたクロワッサン缶]


[Couscous!
[ランチは手作りサンドイッチで節約]


ぶらぶら油を売っていたパリでは、酵母をつくっていました。(写真:左側)

発酵の過程を観察するのって、飼育係に任命されたような嬉しさがあります!
最近は秋の果物を見繕って、酵素シロップの制作中です。(写真:右側)



シロップに使う果物をテーブルに並べているとき、ふとセザンヌのことを考えました。
生涯をかけて、物を見続けるってどうゆうことだろう?凡人の私には想像にも及びません。



オランジュリー美術館の地下、静かに飾ってある彼の静物画を思い出しては時々胸を躍らせて、
あの絵を見るためだけに、またパリに行きたいと思ってしまう。


コンコルド広場からの夕焼けもチュイルリー公園の人ごみも、今はとてもとても遠い。





「食べることは生きること」

しかしその一方で、美しいものを目の当たりにしたときの感動やその経験は、
絵画も写真も、音楽や物語も等しく、少しもお腹を膨らませなくたって、
それは食べることと同じくらい「生きること」だと思います。





おわり。
[どことなく切なさが漂う町Wien




記事ここまで



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